24 シーズン1、観賞開始!

先日借りた24(トゥエンティーフォー)のボックスセットを実家で観る。
夜11時に見始めたが、前評判通り、1枚見終わるともう次の1枚を手にしている状態。結局朝5時まで8時間分を一気に観てしまった。Foxの普通の連ドラだからCM分の時間は収録されていない。1話が正味43分ほどなので、効率よく観ていけばこの週末だけでなんとかなるかも。
いったいこの中毒性はなんなんだろう。

Lost In Translation@チネチッタ(35作品目)

京浜東北線が人身事故で帰宅が夜中1時前。それからシャワーを浴びてオールナイト上映のLost In Translation、1:40の回へ。アカデミー賞脚本賞受賞もあり、全国拡大ロードショーとなった初日だ。
場所は東京、狭いエリアでひたすら続く「退屈」の表現が面白い。けれど一種のロードムービーなので、ダメな人はだめだろうな。主演のスカーレット・ヨハンソンの透明感のある顔が好き。
(追記)DVD出てました。早いねぇ~!
ロスト・イン・トランスレーション
ロスト・イン・トランスレーション

七人の侍 on DVD(34作品目)

七人の侍
七人の侍
最初は母と観ていたのだが、外出から帰宅した父と妹も一緒に家族全員で映画鑑賞。珍しいことだ。昭和29年、両親とも19の時の作品ということで、とても懐かしかったらしい。DVD1枚目の最後には、でかでかと「休憩」の文字。3時間超の作品なので、こういうテロップもあらかじめ作品としていれてあるらしい。昔は、上映し終わったフィルムを休憩時間に映画館から映画館へチャリンコでぶっ飛ばして運んだそうだ。ニュー・シネマ・パラダイスさながらの光景が日本でもあったらしい。そんなことを語る父も珍しい。
アマゾンのこの作品のレビューに、様々な人が賛辞を尽くしているのでそちらも読んでもらうとして、言葉にすると何とも陳腐だが、掛け値なし、本当に素晴らしい、楽しい、娯楽映画はこうあるべき、というお手本のような映画だった。
この作品を観たのはある意味不幸かもしれない。評価の基準がぐっと上がってしまった。昨日までなら楽しめた映画も、明日から楽しめなくなってしまうかも。

トゥーウィーク・ノーティス on DVD(33作品目)

トゥー・ウィークス・ノーティス 特別版
トゥー・ウィークス・ノーティス 特別版
サンドラ・ブロックの作品を初めて見た。何となくヒュー・グラント=イギリスのイメージだが舞台はニューヨーク。面白かった。ただそれだけ。けどそれで良いのだ。
なぜ俺がこの手のロマンティック・コメディー映画が好きなんだろう?ひとつには基本的にハッピーな気分になるために映画を観る(観たい)ということ。もうひとつ、日本の作品(特にTVドラマ)と違って、大半の作品で主人公は30代後半より上だよなぁ…単に年齢的に共感しやすい、ということなんじゃなかろうか、とこの作品を観て思った。

ジョンQ on DVD(32作品目)

ジョンQ-最後の決断-
ジョンQ-最後の決断-
こちらはデンゼル・ワシントン主演。彼の「トレーニング・デイ」を一昨年飛行機の中で観たのだが、好みの映画ではなかったこともありピンとこなかった。今作は難病の子供への愛情から病院をジャックする父親をデンゼルが演じている。素晴らしい。単なる犯罪ものではなく、保険や医療制度の問題を突いた社会性のある作品。ヒーローものとも言えるかもしれない。自分と同世代の親なら涙なくしては観られないんじゃないだろうか。親でもなんでもない自分も何度もウルウルきた。
しかし、「これでもか!これでもか!」という、ハリウッド的な過剰さも感じてしまった。出来すぎ~、みたいな。人間って贅沢だね。

ブルース・オールマイティ on DVD(31作品目)

ブルース・オールマイティ ミラクル・エディション
ブルース・オールマイティ ミラクル・エディション
ジム・キャリーの作品を見るのは初めてだ。特典映像で1シーンで10や20のアイディアを演技にしてしまう彼の豊富なイマジネーションはすごいなと思った。そんな才能もさることながら、「神」モーガン・フリーマンの存在感もすごいね。アメリカのいかりや長介ってところだ(逆か)。コメディー以外でも観ないとね。
蛇足だが、意外にもDolby Digitalの5.1chサラウンドがハマっていた作品。特に、バッファロー地区の住民の祈りが耳鳴りのようにブルースに聞こえるシーンなどはとても効果的だった。

グッバイ、レーニン@恵比寿ガーデンシネマ(27作品目)

出勤前に立ち寄ってゲットした整理番号001の当日券(写真)で、ドイツ映画の「グッバイ、レーニン」を鑑賞。1989年東ドイツ。忠実な社会主義者の母親が意識不明で入院していた8ヶ月の間にベルリンの壁が崩壊、世の中全てが変わってしまう。母親は奇跡的に目覚めるが、医者からは「心臓発作の原因になるから」とショックを与えることは一切禁じられる。何とか母親にまだ社会主義体制の存続を信じ込ませようとする息子の、涙ぐましくも可笑しい努力をつづった作品。
寝室の窓の向こうのビルにコカコーラの垂れ幕がかかってしまったり、ビデオマニアの友人を巻き込んだニュース番組のねつ造などなど、大笑いするシーンも沢山あった。息子が寝ているすきに外出してしまった母親の頭上を、ヘリコプターに吊されたレーニン像が過ぎていくシーンは、笑ったけどちょっと悲しくもあった。
いやー、面白かった。今年のベストはこの作品。
グッバイ、レーニン!
グッバイ、レーニン!

今年観た映画リスト。

忘れちゃいそうなのでまとめます。
at the movie theater
・ディボース・ショウ@東宝シネマズ川崎
・恋愛適齢期@東宝シネマズ川崎
・25時@恵比寿ガーデンシネマ
on DVD and video
・生きる(黒澤明)
・恋人達の予感
・あずみ
・ノッティングヒルの恋人
・ビューティフルマインド
・バッファロー66
・レナードの朝
・髪結いの亭主
・仕立屋の恋
・ブリジット・ジョーンズの日記
・ミニミニ大作戦
・アバウト・ア・ボーイ
・息子の部屋
・Snatch
・8mile
・天使にラブソングを
・天使にラブソングを2
・Bird
・グリーンマイル
・電話で抱きしめて
・TAXI2
・TAXI3
・死刑台のエレベーター
計26作品(4/12現在)。
約3ヶ月でこれなら、目標は年間100作品だ!