トゥーツ・シールマンス@ブルーノート東京(4日目2nd)

気合いを入れて並んだ甲斐もあり、今日も同じテーブル。やったぜ。
グリーン・ドルフィン・ストリートでオープニング。トゥーツは今日も俺に気づいてくれて、曲中で他のメンバーがソロをとっている間に、例によって(?)トゥーツは指ピストルを発射、そして俺は撃たれて死んだふりをして遊んだりしていた。年齢差を考えれば、じいちゃんが孫と遊んでいるようなものだ。
そして今日はThree Views of a Secretが聴けたぜ(^_^)。テンポがえらく速かったなぁ。
その後のMCで、
“この曲はジャコと一緒に武道館で演奏したんだよ。たしか1981年?82年?キミはたぶん生まれてないと思うけど”
と言って指さしたのは俺のほう。へ?
“で、いったいキミ何歳?”
と質問されたので、正直な年齢を答えたら、
“へ?37?セブンティーンかと思ったよ。(メンバーに)見てよ、アイツ。そんな歳に見える?”
おいおい、満員のブルーノート東京でさらしもんかよ(笑)
85歳、とか、And you?、とか一発かませば良かった、と後悔しきり。
そんな調子で、時折いじってもらいつつ、いや、もっとも尊敬するハーモニカ奏者に“いじって頂きつつ”、楽しい時間を過ごした。
ラストはWhat A Wonderful Worldだった。最後のブレイクの“Thank You.”はしばらく忘れられないかもなぁ。
けど、さすがに今日はトゥーツもかなりお疲れモードだったなぁ。
終演後、メンバーの人たちと少しお話ができた。ベースの
Bart De Nolfさんはイサベル・アンテナのツアーで来日経験ありとのことでビックリ!アンテナといえば15年ぐらい前にはまりまくっていて、新宿厚生年金会館のライヴなんかにも行っていたのだ。なんたる偶然…でもないか。アンテナはベルギー人だし、クレプスキュール・レーベルもヨーロッパを代表するレーベルだからなぁ。俺の耳がヨーロッパのサウンドを好んでいるのかもしれない。あのおっしゃれ~なサウンドのアンテナのアルバム群、久しぶりに聴いてみようかな。

トゥーツ・シールマンス@ブルーノート東京(3日目2nd)

イヴァン・リンスのメドレーやブルーゼットなど、昨日と同じ演目も多かったが真夜中のカーボーイ、ヴェラスが嬉しかったなぁ。
特にヴェラス。
昨夜、帰宅後J-WAVEの深夜番組REALITY BITES ~SEHR LECKER~宛に送ったライブの報告メールが読まれ、リクエストしたヴェラスがオンエアされたばかりだったのだ!
たまたま昨日と同じ最前列のテーブルだったこともあり、トゥーツはオレの顔を見るなり、“You were here yesterday!”。覚えられてしまった(^_^)

トゥーツ・シールマンス@ブルーノート東京(2日目2nd)

昨日から始まったトゥーツ・シールマンスのブルーノート東京公演、行ってきました!
御年83のおじいちゃん、はるばるベルギーから来日です。

ブロンプトンに乗って整理番号取りに行ったのよ。

風邪ひいてるみたいで、ズボンの左ポケットからくしゃくしゃのハンカチを出して鼻かんでました(笑)が、昨年よりも全然元気そうです!

子供よりも若い(!)ミュージシャンを盛り立てながら…相変わらずフロントマンのなんたるかを目の当たりにできます…あの極上の音色を聴くことが出来ました。

Autumn Leaves、Tennor Madnessから始まり、ブラジルプロジェクトからComecar De Novo、Manha De Carnaval(だっけな?)、Bill EvansとのAffinityからSnow Piece、I Do It For Your Love。あとNe Me Quitte Pas (Do Not Leave Me)も曲紹介つきで演奏されたな。アンコールはWhat a Wonderful World。

途中、スライドの動きが悪いのかハーモニカを持ち替えたところそれもまたスライドがフリーズしてたり、Comecar…の冒頭でピアノのKarelがキーを間違えたり(初演だったのかな?A♭だよ、気をつけよう(笑))といったハプニングもありましたが、とにかくトゥーツ本人が元気なので安心でした。マネージャーのDirkさんによると風邪もたいしたことないよ、とのことでした。

明日?
明後日?
そりゃもちろん行くっす!!
両日とも2ndね。

Toots Thielemans(hca,g),
Karel Boehlee(p,key),
Bart De Nolf(b),
Bruno Castellucci(ds)

http://www.bluenote.co.jp/art/20060126.html

Korg X50発表

コルグの小型軽量シンセも発表されてます。今年のNAMMは気になる製品が多いなぁ。
http://www.korg.com/gear/info.asp?a_prod_no=X50&category_id=1
以前X5を使っていた経験があります。中身はまんまM1だったし、液晶小さいけど全パラメーターちゃんとエディット出来たし、なかなか良いシンセだった。その改良版X5Dも数年前に復刻されて以来、ずっと現行製品に名を連ねている。このての製品のニーズが確実にあるってことでしょう。
去年Juno D買ったばかりだけど、買い換えか?

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アフィリエイト収益を募金しました

昨年12月5日のご報告通り、本年1月23日付けでAmazon.co.jpよりアフィリエイトの支払を受けました。
> 受取人: mellowtone01-22
> 金額: ¥2,242
> 差出人: Amazon (associates@amazon.co.jp)
> ギフトメッセージ: 2005第4四半期お支払い

ちょっと色をつけさせていただき、¥3,000を財団法人日本ユニセフ協会のアフガニスタン緊急募金に寄付したことをご報告します。

当サイトのリンクからAmazon.co.jpでCDなどお買いあげいただいた皆様にはあらためて御礼申し上げます。有難うございました。
●アフガニスタン緊急募金
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/afghan/2004.htm
他にも何種類かの募金がある中でアフガニスタン緊急募金を選んだ理由は、以下の本を読んだためです。現地取材をした辺見氏の言葉から、対テロ戦争の名の下に行われたアメリカのアフガニスタン侵攻がいかにおぞましいものだったかを知ることが出来ます。そしてこの本で危惧されていた通りのことがイラクでも起こりました。
反定義―新たな想像力へ
反定義―新たな想像力へ
辺見 庸, 坂本 龍一
●アフィリエイトによる収益について
http://www.do-mi-so.net/?eid=385825

EDIROL(Roland) R-09発表

非圧縮ポータブル録音デバイスについては、当ブログでも時々取り上げていますが、
http://www.do-mi-so.net/?eid=70960
http://www.do-mi-so.net/?eid=308265
この度、R-1の後継機R-09がNAMMで発表になりました。
http://www.roland.co.jp/NAMM/index.html
http://www.roland.com/products/en/R-09/index.html
メディアがコンパクトフラッシュからSDカードになって、サイズがR-1の半分!筐体のデザインや有機ELディスプレイ、U/Iもなかなか良さそう。
もちろんマイク内蔵。
しかし、エフェクターはリバーブのみ…まぁ、PCでインポートしちゃうからToo Muchなエフェクターは最初から不要だけど、せめてアナログリミッターは付いてて欲しかった(記述なし)。24bitなんだからレベル抑えめで録音しろってか?
期待してたんだけど、このスペックは微妙だなぁ…。
「R-2」という型番でないことから、所詮、単なる廉価版か?
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER

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The 有頂天ホテル@チネチッタ(4作品目)

雨の降る中わざわざ川崎へ…ネットで予約できるからねぇ…レイトショー&悪天候とはいえ公開初日。Screen 8は満員でした。こんな大勢で映画見るのは昨年のRay以来。
ワールドワイドでヒットを狙っている映画かも。主演に役所広司(バツイチ実直ホテル副支配人)。元妻とのやりとりが微妙にこそばゆく、もし他の役者だったら、と考えてしまいました。しかし彼はShall We Dance?で既にワールドワイドなワケで、なんとなく下心を感じさせるキャスティングかと。
さておき、「みんなのいえ」よりもはるかに面白かったです。★★★★☆。さすが三谷幸喜。おびただしい数の伏線がすべてつながっていく爽快感はラブ・アクチャリー的でもありそれ以上か。
そして、高評価の立役者は伊東“White”四朗(支配人)です、なんたって。上記の“微妙なシーン”も画面のはじっこに伊東四朗が写るだけで大爆笑、という圧倒的な存在感。
映画はこの上なく愉快なので、DVDを待つよりも、劇場に行って大勢で見るのがオススメ。しかし、この映画を面白いと言ってしまうとフジテレビの手のひらの上で踊っているようで実に不愉快(笑)。
●The有頂天ホテル
http://www.uchoten.com/

12人の優しい日本人 on DVD(3作品目)

12人の優しい日本人
12人の優しい日本人
今週末には三谷幸喜監督のTHE有頂天ホテルも公開される、ということでそろそろ三谷モードに切り替えるべく、12人の優しい日本人を見た。
とある一室での陪審員12人による評決。そのプロセスをコミカルに描いている。地味だが達者な役者さんたちの演技と、三谷脚本がぐいぐい引っ張っていく感じで全く飽きさせない。★★★★。猫背のループタイのおじさん(ちょっと小渕恵三風)にはウケました。こういう人いるいる。東京サンシャインボーイズの芝居だったそうですが、映画でもその雰囲気は残ってますね。

Steve Jobsのスピーチ@スタンフォード大学

年も明けたし、ぼちぼち新PowerBookのウワサでも無いかなぁ、と徘徊していて、アップルコンピュータのスティーブ・ジョブスCEOによるスタンフォード大学卒業祝賀スピーチの日本語訳を発見しました。
当時(といっても昨年)素晴らしいスピーチだったという話は聞いていましたが、ほんとに素晴らしい。
http://pla-net.org/blog/archives/2005/07/post_87.html
Stay hungry, stay foolish.
年齢とともに小利口になって、時々hungry、時々foolishになっちゃってますが、Stayすることこそが大事なんだよな~。刺さる言葉です。
スタンフォード大学の方ではポッドキャスティングでビデオも見られるようで、時間がある時にチェックしようと思っていますが、世界一のプレゼン大魔王のジョブズなのでとても楽しみです。
http://itunes.stanford.edu/
まぁ、それはともかく。
PowerBookは出るのか出ないのか。
基調講演は1/11だそうです。ワクワク。
あ、ちなみに僕はものすご~いアップルびいき、というほどではないけれど、MacもiPodも大好きです。最初のPCはMacintosh Plusでした。
今持っているPowerBook G4はメール、アドレス帳などコミュニケーション関係を集約しつつ、ちょっとだけ音楽に使います。音楽用のメインマシンはDELLのデスクトップです。

Greatest Hits Live/Christopher Cross

Christopher Cross: Greatest Hits Live
Christopher Cross: Greatest Hits Live
Christopher Cross
スペースの関係でほとんどのCDは実家に置いてあるので、帰省したときに古いアルバムを引っ張り出して聴く(&最近はiTunesでエンコードする)のが結構楽しみだったりします。そして、まだハーモニカ歴もたいして長くはないので、昔聴いていたアルバムにハーモニカが入っていてビックリ、なんてことがしょっちゅうです。今日もそんな出来事が。
クリストファー・クロスの1999年リリースのライブアルバム。本編はそれはそれで素晴らしく良いのですが、スタジオ録音によるボーナストラックのWalking In Avalonという曲でビックリ!ゴッッッキゲンなハーモニカが鳴っているではないですか!あわててクレジットを見たら、
Tollack Olmstead – Harmonica
となっている。
誰やねん??????
ググってもそんなアーティストの情報なんざぁどこにもない。
これ、絶対スティーヴィーですぜ、旦那。
どーやって聴いても。
権利関係の問題で名前出せないだけなんじゃないのか?
と、思ってたら違いました。大嘘↑
詳しくはコメント参照ください。(2006.1.5追記)

この曲、翌年リリースのRed Roomというアルバム(日本盤のタイトルはWalking In Avalon、ただし曲順が違う)にも収録されてるそうです。