ジョンQ on DVD(32作品目)

ジョンQ-最後の決断-
ジョンQ-最後の決断-
こちらはデンゼル・ワシントン主演。彼の「トレーニング・デイ」を一昨年飛行機の中で観たのだが、好みの映画ではなかったこともありピンとこなかった。今作は難病の子供への愛情から病院をジャックする父親をデンゼルが演じている。素晴らしい。単なる犯罪ものではなく、保険や医療制度の問題を突いた社会性のある作品。ヒーローものとも言えるかもしれない。自分と同世代の親なら涙なくしては観られないんじゃないだろうか。親でもなんでもない自分も何度もウルウルきた。
しかし、「これでもか!これでもか!」という、ハリウッド的な過剰さも感じてしまった。出来すぎ~、みたいな。人間って贅沢だね。

ブルース・オールマイティ on DVD(31作品目)

ブルース・オールマイティ ミラクル・エディション
ブルース・オールマイティ ミラクル・エディション
ジム・キャリーの作品を見るのは初めてだ。特典映像で1シーンで10や20のアイディアを演技にしてしまう彼の豊富なイマジネーションはすごいなと思った。そんな才能もさることながら、「神」モーガン・フリーマンの存在感もすごいね。アメリカのいかりや長介ってところだ(逆か)。コメディー以外でも観ないとね。
蛇足だが、意外にもDolby Digitalの5.1chサラウンドがハマっていた作品。特に、バッファロー地区の住民の祈りが耳鳴りのようにブルースに聞こえるシーンなどはとても効果的だった。

A fine day.

母親が細々と贈答品販売業を営んでいる。かれこれ20年近いだろうか。そんな関係で、今年は学生服の取次をやることになったらしく、手伝いで午後から公民館で地元中学の1年生の制服の引き渡しをした。
注文票通りにお金を受け取って、パッキングしてある制服や水着を渡す、という簡単な内容だが、たまにこんな仕事もしてみると、年末に読んだマイルスの伝記にもあった「金を受け取ったらその場で数えろ」という言葉や、「現金その場限り」という言葉を思い出す。
表に植わっている鮮やかな緑の葉桜をぼーっと眺めながら、土間に置いた受付のテーブルにほおづえを付いて、たまのお客に「いらっしゃいませ!」と声を張り上げるのもいいものだ。
たった2時間で50数万円を売り上げたが計算間違いも無し。
それにしても、イマドキの中学生。
たまーに親にくっついて来る子がいたが、どの子もめちゃくちゃ足が長いのには驚いた。ホンマに同じ人種かいな。やんなっちゃうねぇ。

巨匠への誕生日プレゼント

健康診断の後、以前日記にも書いた獺祭(2割3分の4号)を恵比寿三越で購入。何と遠心分離ではない2割3分だ!やっぱり百貨店にはいい酒卸してるのかしらん。
それはともかく。
個人的に飲むのはいつも3割9分なのに、なぜ突然?
実はこれがトゥーツ・シールマンスへの誕生日プレゼントだ。
獺祭を恵比寿の郵便局からEMSでベルギーに送る。おせぇよ。間に合うわけねーじゃん。
海外へ荷物を送るのは人生初。宅急便のように写しのある伝票を書いて、窓口に持っていくだけ。簡単簡単。国内に宅急便出すのと一緒で拍子抜けした。
ただし、これでも立派な輸出だから、地域によっては送ってはいけない物品がある。ベルギーの場合、酒だとリキュール類はダメだとか。日本酒はOK。料金は4600円、中身に匹敵している(笑)。インターネット経由でトラッキングも出来るし、便利だねぇ。

Recording the message for Toots

仕事が長引いてしまい、帰宅したのが22:30ごろになった。それからトゥーツの誕生日プレゼントに添えるメッセージを録音した。
大学の教養の音声学で好成績だったのははるか昔だが、自分の声を録って聴いたわけではなかった。初めて英語を話す自分の声をまじまじと聞いたわけだが、発音ひでぇや!
これは変えられないけど、自分の地味な声と口調も日本語話すときと同じ。やなかんじ(笑)。

A little disappointment. Try hard!

■ [harmonica] レッスン
1番レが相変わらずクリーンに出せない。アタックの音量、ピッチとも以前のままだ。いい加減いやんなって来た!レドレドレドレドやドレミドレミファレのような単純なフレーズも、先生の半分くらいのテンポしか出来ない。最近基礎トレーニングやってないせいだ。結構ガッカリ。全くひどい。コンテストどころじゃないぞこりゃ。喉と口を別々にコントロールして、少なくとも2音色完璧にだせるようになりたい。

今日はF1サンマリノグランプリ。

昨日の予選でBARホンダのジェンソン・バトンがポールを獲得したのにはビックリ。速いけど、まさかフェラーリのお膝元で、ねぇ。出走順が後だったシューマッハがバトンのラップを見て焦ってミスったらしい。
で、決勝。我らが琢磨君はスタートダッシュを決めて一時4番手だったが、セカンドスティントのタイヤが外れだったみたい。3回目のピットインがもっと早かったら…と悔やまれる。8番手を走っていて残り5週でエンジンブロー。残念。
ウィリアムズのモントーヤは敵にもせず、ブッちぎり単独2位のバトンは文句なしに素晴らしかったが、シューマッハだよ。車がいいことはわかるが、ここぞという時にものすごい集中力でチャージする。バトンが最初のピットに入ったときの刻み方は圧巻だった。
今年は一昨年のようにフェラーリの圧勝で退屈症候群再来かと思いきや、ここまでBARが迫れるとは。おもしろくなりそうだ。
Dawn Rainを30分ほど練習したよ。1回目に集中する練習法は緊張感があってなかなかいいかも。

古内東子ツアー「フツウのこと」@愛知勤労会館

午前中は取り置きしてもらったジーンズを星ヶ丘テラスのGAPで購入。その後近くのスタバでデイヴ・スチュアート著「ポピュラーミュージックのための楽典」を読む。最近、オリジナル曲は極力メロ譜とバッキングのリズム譜だけでも書くようにしている。ほんの少し書くだけでも色々疑問が出てくるものだが、タイのつなぎ方や一時転調の記譜の仕方の悩みが氷解した。
■ [live] 古内東子ツアー「フツウのこと」@愛知勤労会館
旧友の奥さんに誘われて鑑賞。俺が東子ちゃん好きなのを覚えてくれていたのだ。
ここ数年、昔の、特にバラード系の曲を歌う彼女にはハラハラさせられる。代表曲の「誰より好きなのに」さえ、昔出ていた音域が出なくてすごく辛そうだ。ちょっとぐらいならともかく、聴くのも辛い時がある。
無理しなくてもよい音域に移調したほうが良いとおもうんだけどな。フィル・コリンズでさえライブではキー下げまくっているし。
反面、新譜の曲全般や、古い曲でもアップテンポなら凄くいい感じで、バンドとともにぐいぐい引っ張るパワーが十分ある。「いつかきっと」「宝島」はいつ聴いても完璧だし、ちょっと久しぶりな選曲の「Strength」も良かった。ニューアルバム「フツウのこと」2曲目の「スーパーマン」は予想通りライブ向き。気持ちが良かった。たまたま売れた曲がバラードだったからそんなカラーがつきまとうが、絶対にアップテンポの曲で本領を発揮する人だと思う。
バンドもクォリティは非常に高い!バンマスはベースの松原秀樹さんだった。この人のベースも本当に好き。とても器用だけれど堅実にサウンドのボトムを支える。ファーストコール・ベーシストたるゆえんだろう。
終演後、出張帰りの旦那さんとも合流し、矢場町の昇家(しょうや)という焼肉屋さんで夕食。ここがまた美味しいお店で、なんとも幸せな誕生日となった。