今月の走行距離=175.18km

ブルースモービル1号(ロード)=150km
ブロンプトン=25.18km
計 175.18km
やばい…思いっきりショート。3連休×2、小の月、悪天候が重なって距離を稼げませんでした。
実はサイクルコンピュータの調子も悪く、ロードの走行距離がわかんなくなってしまいました。
往復の通勤距離(25km)×日数(6日)=150km
としてます。
そうそう。下旬に久しぶりにブロンプトンで尾張瀬戸駅周辺をポタリング。
デイパックに瀬戸物をつめまくり帰ってきました。
やっぱ、ブロンプトンは多少のんびり目に走るのが良いですね。
mellowtonemusicのbike-2007

Toots Thielemans in エバーグリーン・ミュージック(テレビ東京)

旧友のあらき君がこのブログを読んでいてくれて、トゥーツ・シールマンス出演時(2回分)のエバーグリーン・ミュージック(昔テレビ東京系でオンエアされていた15分番組)」をDVDに焼いて送ってくれました!
1993年の12月13日、東京FMホールにて。来日時にこの番組用に収録したのではないか、と思われる映像です。
Toots Thielemans in Tokyo, 1993
当時、トゥーツは名盤ブラジル・プロジェクト1&2をリリースしたばかり。この頃からThe Island(C?)もセットリストに加わったのでしょう。I Can’t Get StartedはMartial Solalとのデュオアルバムに収録されていますね。
サポートはKenny Warner(p)、 Adam Nassbaum(ds)、Jay Anderson(b)。安定感のある演奏も素晴らしい。この頃のトゥーツが一番好きかも。
Autumn Leaves
I Can’t Get Started
Bluesette
The Island(C?)
Song For My Lady
C-jam Blues
あらきくん、ありがとう!
とっても堪能しましたよ!

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Scenarios/Andy Milne, Gregoire Maret

Scenarios
Scenarios
Andy Milne, Gregoire Maret
以前グレゴア・マレ(hca)も参加していたDapp Theoryのアンディ・ミルン(p)とグレゴアの共同名義によるアルバム。
ハーモニカとピアノデュオのアルバムといえば、ビル・エヴァンスの「Affinity」、トゥーツ&ケニー・ワーナーの「この素晴らしき世界に」が有名ですが、この作品はそれらと趣を異にします。
美しいメロディラインと転調がハンコックのChan’s Song(映画’Round Midnightサントラ収録)を思わせるようなAs Far As We Know(3曲目、グレゴア作曲)もありますが、全体的には、アーティスティックな、とんがった、生々しい、美しい仕上がりのアルバムです。ポップではありません。
例えば、非常に幻想的なPharos Of Alexandria(2曲目)。まるで尺八のようにハスキーで妖しいピッチのハーモニカの音色。こんなの他のどんなクロマティック・ハーモニカのアルバムでも聴いたことがありません。そして衝撃的なHouse Of Fisher(6曲目)。低音域でごろごろ鳴らしつつ4度ヴォイシングで訥々と語るピアノに、なんとグレゴアはクロマティック・ハーモニカのスライドをパーカションとしてカチャカチャと“演奏”。ただのギミックではなく、これがアルバムの持つ雰囲気にドンピシャではまっているのですね。ラストのMoon River(「あの」Moon River)も、オクターブユニゾン(けどリズムはバラバラ)の女性ボーカルが絡むという一筋縄ではいかないアレンジ。レコーディングアートのよう。
クロマティック・ハーモニカの楽器としての可能性を押し広げようと格闘しているグレゴアの意気込みが伝わってきます。
あ、グレゴア、グレゴアってうるさいですが、アンディ・ミルンのピアノもめっちゃカッコイイです。ハンコックのリズム感にエヴァンスの緊張感が合体したような、素晴らしい演奏です。

SIDEMAN/Gregoire Maret(DVD)

SIDEMAN/Gregoire Maret
Gorby Harpさんが紹介されていて速攻で注文。1週間経たずスイスからDVDが届きました。パッケージはカラーコピー、盤はDVD-R、という手作り感。画質だってお世辞にもいいとは言えないのですが、とても面白い作品で、入手して本当に良かったです。
2001年~2002年ごろのグレゴア・マレの活動を追ったドキュメンタリー。
まだ無名に近い存在のグレゴアはミュージシャン生活も不安定な時期。演奏活動も決して大きなライブハウスではなく、ジャズ・ギャラリー などの小さなクラブが中心。9.11により仕事が全てキャンセルになったり、というハプニングもあったそうです。
チャーリー・ハンターほかとのニューヨーク、ロスなどでのツアーの合間に、母校や米国の高校での音楽クラスでの講義や、スイスへの帰省といったプライベートなシーンもたくさん。オヤジさんもアマチュアのギター弾きなのですね。実家の一室に置かれるギターケースの山がカッコイイ。
後半でミシェル・ンデゲオ・チェロが登場しますが、彼女がグレゴアをマーカス・ミラーに紹介することからグレゴアは一躍スターダムに登っていくことになるんですよね。
ロードムービー風のタッチも良く、グレゴアの人間性(とってもいいヤツ!)も滲み出てます。楽器を全くやらぬ家人も非常に面白かったと申しておりました。
Gorby Harpさんも書かれていますが、日本の方はNTSC版を入手しましょう。リージョンはフリーなので問題ありません。
そうそう、グレゴアの公式サイトを久しぶりに覗いたら、少しリニューアルされていました。
BGMとしてオリジナル2曲がフルに聴けます。これがまた良い感じで、ソロアルバムのリリースが待望されます。
●Gregoire Maret
http://www.gregoiremaret.com/