西脇辰弥@歌謡コンサート(NHK)

先日、NHKの歌謡コンサートに和田アキ子さんのバンドで西脇辰弥さんが出演。
http://www.atmsphr.com/whatsnew/whatsnew.htm
(2005/07/19参照)
西脇さんは、最近ライヴで必ず使うほどFireBallを気に入っているとのことで、この日も2曲目「生きる」(小西康陽作詞作曲!)のハーモニカソロで使用。FireBallは胴の部分が無くて、手ですっぽり隠れてしまうのですぐにわかりますね。
それにしても、中西康晴(p)、伊藤広規(b)、青山純(ds)、松原正樹(g)というすごいメンバー。1曲目の「星空の孤独」というブルージーな曲の西脇さんのオルガンソロ、かっこよかった!たった2曲ですが堪能しました。

いま、会いにゆきます on DVD(33作品目)

いま、会いにゆきます
いま、会いにゆきます
勢い余って本日2作目。竹内結子の結婚発表直後ならヤケ酒飲みながら見たであろうこの作品。180分を超える作品だとは知らずに見てしまった。最後の回想シーンはあまりに説明的で冗長な気が…それが無ければ☆追加したのに。★★★★。悔しいのでこれぐらいにしておく(笑)。
森の奥行きや湿った空気、雨のにおいを感じられそうな魅力的な映像がたくさんあったのは特筆デス。
●いま、会いにゆきます
http://www.ima-ai.com/

皇帝ペンギン@チネチッタ(32作品目)

引っ越し前に貯めたスタンプのタダ券があったので、チネチッタで皇帝ペンギンを見てきた。ヒット作なので今更ですが、動物ものはなんとなく魅力的。
これから冬を迎える南極の平原に、どこからともなく皇帝ペンギンが集まり群れをなして進んでいく。そして交尾、否、“愛のダンス”。卵を出産し、体力を使い果たした空腹のメスは、餌場の海へ向かい再び長い行進。卵を預かったオスの長い冬が始まる…。
美しい映像で皇帝ペンギンの約1年を追った、とても良質なドキュメンタリーだった。大人も十分楽しめます。★★★★。
子供の頃、夏休みともなれば、それこそ毎日昆虫採集に精を出したものだ。もちろんペットも飼える環境だった。昆虫採集にも行けない、ペットも飼えない、なんて気の毒な環境の子供たちには、せめてこういう映像に接することで、動物の生と死について見つめてほしいな、なんて思います。自分が結婚してて子供がいたら絶対見せたい映画です。
●皇帝ペンギン
http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/
皇帝ペンギン
皇帝ペンギン

最近の練習:教則本&ツール

ちょいとご無沙汰でした。
最近の練習で使っている教則本とツールについて。
●教則本
ヴォーカリストとすべての楽器奏者のための21ビバップエクササイズ
「♯9thで終わるスケール・パターン」「クロマチック」などのテーマに応じた4小節程度のフレーズが21種類。それらがCから始まり半音ずつ上に転調しながら12キー全てで演奏されます。テンポは200BPMぐらい。カラオケCD付き。
すぐ使えるようなフレーズ集ではなく、まさにエクササイズといった趣の教則本です。
●ツール
MeRu
http://hp.vector.co.jp/authors/VA035069/products.htm
元々はムービープレーヤーのようですが、MP3などの音楽ファイルも再生可能な、とても良くできたフリーウェアです。
・ピッチを変えずにテンポを変える
・テンポを変えずにキーを変える
ってのがどっちも出来ます。テンポアップも可能。A-B間ループ再生も可能。
ショートカットキーのデフォルト値にかなりクセがあるので、スペースバーに再生・一時停止、↑↓キーにテンポの上げ下げ、←→キーに早送り・巻き戻しを割り振って、直感的に操作できるようにしたらとても快適になりました。
ちなみにTEACのCD Trainerシリーズにピッチ&テンポコントロール機能があります。こちらはPC不要でエフェクター内蔵なのが良いですね。
んでもって、最近の練習。
21ビバップ…の付属CDをMP3にリッピングし、MeRuで1フレーズごとにループ再生しながら延々と吹く。ひたすら吹く。ギャーっと叫び、うぅっ…と絶句しつつ、MeRuのテンポを上げ下げして、吹く。
Any Keyは大変ですが、こういうサディスティックで地味な練習にヨロコビを見いだしたここ数日、って感じでしょうか。

第5回 真夏の世の夢@高円寺(東京・杉並区)

高円寺に住んでいる友人夫妻&一粒種とともに、近くの氷川神社で開催されているイヴェントへ。
様々なグループが舞踊や音楽を披露していく。演歌に合わせて踊る新舞踊の次がラップだったり、アットホームな雰囲気のイベントで楽しかった。
とりわけ印象的だったのが、スティールドラムのグループ、Pele。

アンサンブルだからか、ぎらついた感じではなく、とても清涼感のあるきれいな音で、オブラディオブラダとか、I Shot The Sheliff(!)を聴くことが出来た。後ろにあるベース音を奏でるドラムのデカいこと!(下の写真参照)
スティール・パンはJaco好きなら多少なりとも興味があるはず(?)、自分もそのクチであり、初めて生音を聴くことが出来た。
そして、池田美和子さんというアルト・サックス&フルート奏者。
Waveとかイパネマの娘、スターダストなど数曲を、なんと無伴奏で吹ききった!メロディー楽器1本で出て行って、飽きさせないってめちゃくちゃ難しいのに、すごいです。

入場料500円でドリンク付き。発泡酒片手に夏祭り気分でとても楽しかった。最後までいられなくて残念。
偶然にもその友人夫妻が結婚する際に司会をお願いしたのがそのイヴェントの司会をつとめる伊藤加奈さん(彼女は複音ハーモニカ吹きでもある)ということで、久しぶりの再開。良かったね。

Brompton T3発注!@和田サイクル

大好き!折りたたみ自転車
大好き!折りたたみ自転車
引っ越し直後、近所の書店で購入した「大好き!折りたたみ自転車」なるムックで、高級フォールディングバイクの世界を知った。
何とも魅力的な数々の自転車たち。
1番人気はドイツr&m社のBD-1らしい。
フレームが直線的なバイクが多い中、緩やかなRを持ったフレームが特徴的なBrompton(ブロンプトン)という英国製の折りたたみ自転車になんとなく惹かれた。
職人がハンドメイド。
とても簡単な折りたたみ。
コンパクトなのにロングホイールベース確保。
無印良品の自転車が4、5台買えてしまう価格。
それほどの価値があるのか。
見に行こう。
小雨交じりの中、杉並区の青梅街道沿いにある、折りたたみ自転車で有名な和田サイクルさんに行ってみた。
こぢんまりしたお店の中に実車やらパーツやらが雑然、ぎっしり。
表には常連らしきお兄さん方の談笑する姿。
うーむ。マニアな店らしい。
恐る恐る「あの~、このムックに乗っているブロンプトンが見たいんですけど…」と和田さんに声を掛ける。
そしたら、わざわざ倉庫から出して来て、新品のT3を実車を見せてくれた。
折りたたみの実演とともに、
たたんだ時にこんなに各パーツがまっすぐな状態でたためるのはブ
ロンプトンだけなんだよね~。
9月には新型に切り替わるので在庫薄いよ~。
通勤にはキャリアもフロント&リアのライトもついているからBD-1
よりブロンプトンのT3だよ~。

などなどの説明を受ける。
これはスゴイぜ!!
折りたたんだ時のコンパクトさはもちろん、芸術的な折りたたみ機構に感動。
ムックで見て、いいなぁと思っていたブリティッシュグリーンのT3は在庫がなかった。赤も良いけれど、ハンドルの下に伸びるフレームが黒いのがちょっと気に入らなかった。
黒1色は落ち着いていていい雰囲気だ。
負けた。
買いますよ。
黒T3を発注。
明日は定休日だが、納車はしていただけるとのこと。
和田さん、上手い(笑)。
見に来ただけ、のはずだったんだけどなぁ。

mellowtone's Musical Baton

http://d.hatena.ne.jp/keyword/Musical%20Baton
とうとう回ってきてしまいました。
■Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
24.8 GB
■Song playing right now
(今聞いている曲)
Nica’s Dream/Dee Dee Bridgewater
7/18までにコピーしなきゃいけないのだ。ほんとにこんな曲弾けるのだろうか…。
■The last CD I bought
(最後に買った CD)
SIROKO/Olivier Ker Ourio
Alone Together/Bruno De Filippi & Don Friedman
Butterfly/笠井紀美子withハービー・ハンコック
の3枚。
■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
ったって、そんな曲は山ほどあるので難しい…ので自分の音楽的バックグラウンドを回顧してみました。
1)ラスト・シーン/西城秀樹
HIDEKI 70’S
HIDEKI 70’S
西城秀樹
最初の音楽的アイドル。ポップミュージックへの目覚めはヒデキだった。情熱の嵐etc.秀樹のマイクアクションは幼稚園~小学校低学年の男子のたしなみとして完コピしていたが、曲として好きだったのはラスト・シーンとかブルースカイブルーとか。小学生の頃からメロウでAORテイストなサウンドが好みだった。サビ前のコーラスアレンジがたまりません。
2)誕生/交響組曲 宇宙戦艦ヤマト
交響組曲 「宇宙戦艦ヤマト」 Symphony
交響組曲 「宇宙戦艦ヤマト」 Symphony
シンフォニック・オーケストラ・ヤマト, 宮川泰
小2か小3の頃、当時我が家にやってきたモノラルのラジカセで来る日も来る日もこのアルバムのカセットを聴いていた。多分、アレンジ(って言葉は知らないけど)を最初に意識したのはこのアルバム。懐かしくなると今も実家で聴くことがある。
オケのアレンジが本当に格調高く、いわゆるイージーリスニングなどは軽く超越している。そして何より、あのスキャットの曲「誕生」をはじめとする美しいメロディーの数々。泣けます。
当時アニメなんて文化的な地位が確立していなかったのに、こんなにも良質な曲たちを惜しみなく提供してくださった宮川泰大先生に感謝。
3)東風/Yellow Magic Orchestra
パブリック・プレッシャー
パブリック・プレッシャー
YMO
テクノポップに身も心も奪われた小学校5年。YMOで最初にハマった曲は、テクノポリスでもライディーンでもなくこの曲。やはり若干メロウだ。The End of Asiaも好きだった。すでにこの頃、自分は将来バンドでキーボードを弾くのだろうなと思っていた。
YMOがアルバムで使用しているシンセサイザーの音色って、いわゆる(フュージョン的な)良い音はほとんど無いけれど、このライヴアルバムは結構フュージョン的なアンサンブル向きの音で演奏されている。
4)Isn’t She Lovely/Stevie Wonder
Songs in the Key of Life (Rmst)
Songs in the Key of Life (Rmst)
Stevie Wonder
中3の時にYAMAHA DX-7を購入して音楽の道へ。その年の秋にバンドで初ステージ。「これやろう」とバンマスから渡されたテープに入っていたのが、ネイティブ・サンがカバーしたIsn’t She Lovely。テレビ番組のドキュメンタリーか何かの録音だったと思う。キーは半音下のE♭。
スティーヴィーのオリジナルは後から聴いた。以来、Key of Lifeはずっと傍にあった。そして10数年後にクロマティック・ハーモニカを演奏するようになって再発見。
5)Driving/Everything But The Girl
The Language of Life
The Language of Life
Everything But the Girl
ハタチちょっとの頃、バンドのメンバー一同でボーカル宅に泊めてもらったことがある。明けて翌日、日だまりの中で、ボーッとしながら皆でこの曲を聴いている、というシーンが脳裏に焼き付いている。
耳に優しいTracy Thornの声。Michael Breckerのテナーソロの出だし4音でやられます。
■Five people to whom I’m passing the baton (バトンを渡す5名)
未定。渡す気になったら発表します。

田中光栄セッション@マルディグラ(東京・自由が丘)


田中光栄“SESSION”と銘打たれライブの3回目。
光栄さんの新曲「空の音色」。他のオリジナル曲(「Your Story」「Sepia」)などもそうだが、複雑な構成とかソロ回しを必要としない、それだけで完結してしまう力強さがメロディに存在する。1コーラスを聴き終わったあとでもう1コーラスだけメロディを聴いてみたいと思わせる何かがあった。
加えて今回はドラムの須田さんのオリジナル2曲もあり、前回にも増してバンドとしての一体感が全面に出ていた。須田さんの新曲「Alicia」も非常に良い曲だが、須田さん自身、今日の演奏ですっかり“バンドの曲”になっていたことにビックリしたそうだ。
終演後、0時を待ってサプライズのバースデイパーティー。光栄さんのハーモニカによるHappy Birthdayに始まり、須田さんとマルディグラスタッフの女性の誕生日を残っていたみんなで祝福。須田さんおめでとうございます!
●須田義和(ds)
http://blog.goo.ne.jp/yskazz
●にしむらなおと(p)
http://homepage.mac.com/one_heart/
●西村雄介(b)
http://www.yupin.org/