EVO FIT後、初の通勤ライド

昨日のつづき。
EVO FITで調整してもらったマイバイク、今日、通勤で片道乗ってみました。
まず、上半身が、めちゃラク!

今までは、腕や肩がなんとなく重たい感じだったのですが、まだ上半身の筋肉が鍛えられていないためだと思って、勝手に納得していた。

けれどそうではないかった。

クリートを調整してもらった左足、フィーリングとしてはあまり変わっていないのですが(鈍感!)、もう少し長めの距離を乗ってみれば、疲れ方が違ってくる予感がする。

サドル(ブルックスB17改)は、やっぱり太ももに相当干渉していたんだということが体感できました。また、サドルの革がやわらかかったので体重がかかるとかなり沈んでいたのか、アリアンテに替えたら少しペダルが遠く感じました。

…という内容の報告メールをEVO先生にお送りしたところ、速攻で

> サドルを5mmくらいさげてください
> 一度本当は抜いてグリスをぬってあげてから増し締めしたほうがいいかもしれません。

とのメールが!
終了後2週間は、微調整も含めてフォローしていただけるとのこと。

こういうアフターフォローも、本当にありがたいところです。

というわけで、片道たった12.5kmですが、かなりの収穫でした!
週末にもう少し長距離を乗ってみて、またレポートします。
晴れると良いなぁ。。。

EvoFitを受けてきました!

自転車に詳しい友人から誘われるでもなく、たまたまそこにオヤジのお古の自転車があったので乗り始めた自分は「正しい乗り方」を全く知りません。
新しい自転車も、ロードバイクは取り扱わないお店に無理を言って面倒をみてもらっており、お店の関係者に教わる機会もありません。

ここにきて少しずつ「速くなりたい」という欲が出てきたところに、いつも愛読しているなおっきさんのブログで紹介されていた「EvoFit」
これは受けるしかないだろう、ということで速攻で連絡をとって受けてきました!

●EvoFit
http://www.evolverbikes.com/clinic

まず、自転車の各部と体の測定から開始。
普段の乗り方、今後どのように乗っていきたいかなど質問を受しながら、水準器など使ってEVO先生は自転車本体を定位置にセッティング。その後、身長、体重、股下、腕の長さetc.の採寸。体のサイズから割り出されるジオメトリどおりにフレームが出来あがっていることを確認しました。これはミリ単位でオーダーメイドできるスチールバイクならではのメリット。

次に固定ローラー台に乗ってみて、フォームのチェック。
レーザーマーカーの赤い光を脚にあてて80rpmぐらいでグルグルと。実は人生初のローラー台でした(笑)。
昔から、ガニ股にはならないように気をつけて走っていたが、それは良かったみたいです。右足はほぼ理想的な位置で回っているが、左足のかかとがわずかに内側に入り込むような感じでずれている。0時ではレーザーマーカーの位置は正しいが、6時までペダルを踏み込んだ時に膝頭から外側にずれてしまう。
Mt.富士ヒルクライムの時に左足がつったのも、これが原因で左足にストレスがかかっていたのでは???

それが終わると、問題点を修正するための調整と試乗を何度か繰り返します。

問題となったのは、ハンドルの遠さとクリート位置。
ハンドルを手前にしゃくってブラケットを近づけることでハンドルの遠さを解消。
クランクブラザーズのペダルクリートは残念ながら横方向の調整が出来なかったため、前後位置だけわずかに修正。
ローラー台である程度の負荷をかけて回してみたら、おかしかった左足の動きがほとんど修正されている!
肘を直角に曲がるくらいに前傾のフォームになっても、「無理してる感」が減って楽にりました。
ブルックスB17(改)のサドルは、太ももへの干渉がかなり大きかったため、先生のサドル(フィジークのアリアンテ)に交換し、そのまましばらくお借りすることに。

最後に、レコメンデーションペーパーを受け取る。根本的な問題の解消には、ステムを短いものに交換するかショートリーチのハンドルバー(ついでに1~2cm幅の狭いとベター)に交換する必要があるとのこと。

ここまででたっぷり3時間。キャンペーン価格7,900円はかなりお得感あります!
15分少々の帰り道は、かなり快適でした。明日からのライディングがどうなるか、すごく楽しみ!

Mt.富士ヒルクライム2010

今年も運良くエントリーが出来、Mt.富士ヒルクライムに参加してきました。
昨年のタイムが1時間38分24秒でしたが、今回、最強のプラス材料が。

なんたって、

自転車が新車!

であります。4月に納車されたのに、ブログ書いてない(^ ^;)

なので大胆にも目標を1時間30分切りに設定しました。
もっと速きゃ削れる時間も短くなりますが、まぁこれぐらいでしょう(笑)。
前夜、寝付きが悪かったので、

「ふーむ。5kmで18分45秒を切れば、24kmでちょうど1時間半だな」
「じゃ、5kmの看板ごとにサイコンでラップタイム計れば良いな。よっしゃ」

などと悶々と計算しておりました。

さて当日。
今年も天気が良い。しかし、スタート地点に整列していると、ビブショーツにメッシュの夏用アームカバーという格好は結構寒い。
ポケットには、

お守り、ヴィダーインゼリー2個、クルマのキー?あれ?
ボトルには750mlのスポーツドリンクがめいっぱい

そして7:16。号砲一発、アスリートクラスから始まり、Eグループ(40歳~44歳)が一斉スタート。
最初飛ばしたら絶対に持たないので、前半は淡々と上り、後半に爆走する作戦で。

<スタート~15km>
出だしが結構キツく「なんでこんなのエントリーしちゃったんだろうなー。リタイアしちゃおっかなー」などとヘタレなことも考えながら、淡々と昇る。
しかし、走れども走れども「5km」の看板は出てこない。
(最初からそんなものはなく、多分ロードレースの中継見過ぎで勘違い)
これで一気に調子が狂い、自分のペースがワカラナイ。

ひたすら、淡々とシッティングで。周りを観察すると、急斜面の入口でダンシングして先行、後半から緩斜面で自分が先行、というパターンが多い。
彼らの呼吸は安定しておらず、自分の呼吸はまだ余裕がある。心拍数はずーっと170ぐらい。良い感じ。

<15km~ゴール>
ぼちぼち15kmのあたりでお尻の血の巡りが悪くなった。軽くダンシングしてみたらこれが調子良く、ここから少しずつプッシュすることに。呼吸が乱れぬ程度のダンシングを織り交ぜながら、快調にスピードアップ…して、しばらくしたところ、左足がヤバい…攣りそう

左車線に入ってストレッチするも、上りなので十分出来ない。ここから完全に左足を騙し騙し、またほとんどシッティングに戻して進む…ひたすら、攣るな、攣るな、念じながら。
19~20kmのスプリント区間、全く何もできず。もう心拍数も170台に全く上がらない。
ゴール前のフラットになる部分はインナートップで30km前後で巡航したものの、ゴール直前の急斜面は「足が全く残っていない」状態。残り100mぐらいでガンガン抜かれる。

爆走どころか、ヘロヘロのままゴール!

手元のサイコンのLAPを押す!

1:30:43と表示された…ような?

がっくーん!

ということで、多分記録は達成されなかった、と思います。
公式タイムを悲しく待ちます。

ともあれ、まる(昨年天国に旅立った猫)と一緒に富士山に登れたから、ヨカッタ!

TS3I0719.jpg

関係者のみなさま、本当にお疲れ様でした。
とても楽しかったです!

そして、不思議なご縁が…

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