NAMM2007で気になった製品(レコーディング編)

デスクトップにちょこっと乗っけたり、ライブの際に自分の楽器をまとめられる、小型のミキサーに注目してます。出来れば、プリアンプの質が良く、エフェクト内蔵だったら言うことなし。
●Roland/EDIROL M-10DX(Digital Mixer)
ツマミの数etc.ルックスはアナログですが中身はデジタル、ってのがいいですね。PCとの連携を前提にするならいいかも。
●M-AUDIO NRV10(Analog Mixer w/ FireWire)
http://www.m-audio.com/products/en_us/NRV10-main.html
国内では発表になっていない製品みたいです。頑丈そうなルックスはMACKIE.を彷彿とさせます。FireWire内蔵でPCとの連携もバッチリ。けど、高いなぁ。
●MACKIE. 1202 VLZ3(Analog Mixer)
http://www.mackie.com/products/vlz3series/splash.html
本当に息の長い製品が、いよいよモデルチェンジ。No PC。No Effect。アナログに徹しているところが素晴らしい。あのプリアンプがリファイン。やっぱこれが本命か?
しかしあえて旧機種VLZ2を安価に入手、というのも現実的かも。

Steinberg Cubase 4インストール

Steinberg Cubase 4
やってきました、Steinberg Cubase 4。このバージョンから待ちに待ったIntel Macネイティブで動作するので、SX2からアップグレードしました。
先週手にしていたのですが、ドタバタしていてようやくインストール。
YAMAHAに買収され、パッケージもゴージャスに。ちゃんと分厚い印刷物のマニュアルも入ってます。携帯ストラップのおまけ付き(いらんわ)。
まずはMacBookにインストール。
初回の起動時、MIDI関連の読み込みで何分も待たされ、心配になって強制終了すること2度。しかし、しつこく待つべし。一度読み込めばあとは通常のスピードで起動します。
とりあえず、それだけ。他は何もやってません。
この3年で録音機材も増えたぞ。
ボコーダーも弾けるようになったぞ。
引っ越してでかい音出せる環境になったぞ。
やることは曲を作って録音することじゃ。
Dawn Rain以来、ず~~~~っとサボっているので復活せねば。

R-09のバッテリに関する記事(どどどさんのブログ)

当ブログにもコメントをお寄せ頂いたどどどさんが、R-09のバッテリーについて興味深い記事を書かれているのでご紹介しますね。
●Lab:dddo/実験室どどど「info J/情報)EDIROL (Roland) R-09 review: 電池」
http://dddo.cocolog-nifty.com/test/2006/05/info_jedirol_ro_fe02.html
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER

続・EDIROL(Roland) R-09

R-09使用レポートその2です。本日Oreda Bandリハに持っていって録音しました。
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER
新品のオキシライド乾電池(Panasonic)を使用、2時間のリハ中、一時停止しながら1時間33分01秒を録音、再生も都合15分ぐらいしたでしょうか。ぜーんぜん問題なし。まだバッテリー表示は満タン状態。ライブなど大事なときはやっぱオキシライドが安心ですね。昨日は甘かった。
そしてSDメモリカードQSD15-2G(台湾PQI社製)。約22MB/sの転送速度なので、いわゆる高速タイプのSDカードということになります。1.5GB近いファイルになりましたが全く問題ありませんでした(ただし自己責任でお願いしますね)。
PCに取り込むのも楽チン。R-09はUSB2.0端子付きで、PCにつなぎさえすればUSBマスストレージとして認識します(ドライバ不要)。24bitのWAVファイルはiTunes(Windows)で全く問題なく再生できました。
音、マジでいいです。今日はドラムと向き合うような位置で演奏しており、譜面台に立てかけて録音してましたが、ちゃんと、譜面台に立てかけてる音で録れてることにさえ感動(笑)。どうせ録るなら次からセッティングちゃんと考えよっと。

EDIROL(Roland) R-09購入!

Edirol R-09購入!
EDIROL(Roland) R-09発表なんて記事も書いて注目しておりました。インプレスAV Watchのレビュー記事はじめ、その後の評判もすこぶる良い。発売前から予約さえ打ち切っているウェブサイトもある。けど明日ライブだしR-09で録音してみたいなぁ、とダメ元で出勤前にヨドバシカメラに立ち寄ったら…なんと在庫あり!即ゲット!
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER
有機ELディスプレイはすごく明るくて、小さめなんだけど非常にはっきり情報が分かる。レベルメーターのレスポンスも良い。バックライト付きのモノクロ液晶ではとても太刀打ちできない。そして意外に軽い。写真よりはプラスティックな感じです。ちょっとiPodを意識したか?と思わせる操作方法もすぐに理解できた。録音ボタン押して、レベル合わせて、録音ボタン押す、で録音スタート。MDの時のように複雑な操作を覚える必要もない。
Rolandでは動作確認のとれたSDカードのリストを携帯電話用に公開しており、そのURLのQコードがパッケージに載っている。気が利いてます。
SDカードは秋葉原で台湾PQI社のQSD15-2Gを購入。今日現在では動作確認がとれていないものですが、しかし。2GBが何と9,680円!他の製品のほぼ半額ならチャレンジする価値はあるでしょう。短時間試し録りした限りでは問題なさそう。
さぁ、明日のライブ録音上手くいくだろうか。
●EDIROL(Roland)R-09
http://www.roland.co.jp/products/dtm/R-09.html
●続・EDIROL(Roland) R-09
http://www.do-mi-so.net/?eid=501099

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EDIROL(Roland) R-09発表

非圧縮ポータブル録音デバイスについては、当ブログでも時々取り上げていますが、
http://www.do-mi-so.net/?eid=70960
http://www.do-mi-so.net/?eid=308265
この度、R-1の後継機R-09がNAMMで発表になりました。
http://www.roland.co.jp/NAMM/index.html
http://www.roland.com/products/en/R-09/index.html
メディアがコンパクトフラッシュからSDカードになって、サイズがR-1の半分!筐体のデザインや有機ELディスプレイ、U/Iもなかなか良さそう。
もちろんマイク内蔵。
しかし、エフェクターはリバーブのみ…まぁ、PCでインポートしちゃうからToo Muchなエフェクターは最初から不要だけど、せめてアナログリミッターは付いてて欲しかった(記述なし)。24bitなんだからレベル抑えめで録音しろってか?
期待してたんだけど、このスペックは微妙だなぁ…。
「R-2」という型番でないことから、所詮、単なる廉価版か?
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER
R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER

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ProjectMix I/O VS FW-1884

PCでシーケンサーソフトを使っているとどうしても、フィジカルコントローラー+オーディオI/Fという製品が気になります。先日秋葉原をうろついた際にソフマップでM-AUDIOの新製品ProjectMix I/Oをチェックする機会がありました。
レビュー記事にもある通り、FW-1884よりは小さいものの、やはりデカい。フェーダーの質感は五分五分だと思うけれど、それ以外のスイッチ類(トランスポート関係etc.)のデキは圧倒的にFW-1884の方が良かった。ProjectMix I/Oの方はストロークが短く、ぺなぺなしていて気持ちよくない。さすが業務用機器も製造するTASCAMの本領発揮といった感じです。
もし自分が購入するならFW-1884ですが、先立つものと場所の確保が。うぅむ。
●M-AUDIO ProjectMix I/Oレビュー(インプレスAV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20051226/dal218.htm
●TASCAM TASCAM FW-1884レビュー(インプレスAV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030908/dal115.htm

Hypersonic 2バージョンアップ

愛用しているHypersonic 2をバージョンアップした。
このバーチャル音源はピアノ、アナログシンセなど特定の楽器に特化しているタイプではなく、あらゆるジャンルの音色が数千入っている、いわゆるマルチ音源で、動作が軽いのが特徴。前バージョンは必ずCubaseなどのホストアプリケーションが必要だったため、ウチの非力なPowerBook(G4/867MHz)ではCubaseがCPUパワーを消費してしまいリアルタイム演奏は全く使い物にならなかった。新バージョンはスタンドアローンで動作するため、普通に演奏できる!タイムラグもほとんど気にならない(オーディオIFはM-AUDIOのFW410)。
やった!これでPowerBookでライブが出来るかも!
しかし、問題があった。
Mac版インストール時、Hypersonic Contentフォルダを手動で任意のディレクトリにコピーしろ、と書いてあるが、Samples>040 Acoustic Guitarsというファイルがエラーでコピーできない。言語環境をEnglishにしてログインし直すとあっさりコピーでき、もう一度日本語でログインし直して問題なく使えた。
言語環境
※最初書いた「アコースティック・ピアノ系の音が出ない」件、上記と同様の問題で必要なSampleファイルがコピーされていなかったようです。言語環境EnglishでHypersonic Contentフォルダを丸ごとコピーし直して問題なく発音しました。なぜMac版はちゃんとしたインストーラーが無かったんだろう?
Windows版の方は特に問題なさそうです。
●Hypersonic 2
http://japan.steinberg.net/products/hypersonic2/

続・当世生録事情(M-AUDIO MicroTrack24/96)

半年ほど前、当世生録事情なる記事を書きましたが、それ系の新製品。
●MicroTrack24/96
http://www.m-audio.com/products/jp_jp/MicroTrack2496-main.html
M-AUDIO製品を使っています(DUO USBとFW410)。デザインも美しいし、ソフトウェアの使い勝手も非常に良い。音も素直で変なクセがなく気に入っています。この製品も気になるところ。
ふーん、なになに。
ローランドのヒット商品R-1と同価格帯、メディアも同じCompact Flash。
サンプリングレートは名前の通りが96kHz/24BitまでOK(R-1は44.1kHz/24Bit)。PCのシーケンサーソフトも96kHz/24Bitが当たり前になっているし、これは良いですね。
マイクは別に用意する必要あり(ファンタム給電可能)。その分小型…だが、ファンタム給電するようなしっかりしたマイクを使うなら、小型っていうのはそれほどメリットないんじゃない?電源が内蔵バッテリのみで市販の乾電池が使えないのもちょっと問題か。
理想とするところは
「セッティングしておけば勝手に高品質なWAVファイルが出来てるマイク」
とでも言うか、RODE NT4とかオーディオテクニカAT822あたりのステレオマイクの胴かスタンド部分にプリアンプとDAコンバータとメモリとバッテリが内蔵されている、なんて製品があったらいいなぁ。見た目もマイクそのもので、そのままマイクスタンドにもセッティング。メモリは4GBぐらい内蔵でUSB付き、もしくはCFなど外部メディアを使ってUSBなし。
あと、DAコンバータと無線LANを内蔵したマイクから音声信号を飛ばして、リハスタの隅っこに設置したノートPCで録音、とか。
どんなもんでしょうね。

当世生録事情

MDが普及してから非可逆圧縮の記録方式(ATRAC)の生録音がすっかりメジャーになってしまった。10年ちょい前にはDATとマイクをリハスタに持って行ってバンドの音を「リニアPCM録音」していたのに…これは退行じゃないのか?
と思っていたら、、、
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200401/04-0108/
昨年ソニーからリニアPCMで録音でき、USB経由でPCに接続できるHi-MD規格のMDレコーダーが発売された。大いに期待したのだが、CDからデジタルでダビングした素材は致し方ないとしても、生録音した素材さえUSB経由でPCに取り出せない。がーん。ぴょいっとCD-R焼いてメンバーに渡したいのに、全然だめじゃん。
と思っていたら、、、
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200503/05-0302/
そんなん出ました。
SonicStageというソフト経由でWAVE形式で取り出せます。コンパクト。もちろんマイクは別に必要。
と思っていたら、、、
Rolandの製品。ややこしいことなしに、いきなりWAVE(24bit) or MP3ファイルがCompact Flashに生成される。内蔵のステレオコンデンサーマイクもオマケではなく、本気モードで開発されているようで音もいい。店頭で試聴しました。いいなぁ。
http://www.roland.co.jp/products/dtm/R-1.html
リニアPCMで撮ろうと思ったらバカでかい容量のCompact Flashが必要ではあります。
けど、この製品ある意味怖いっすね。隠し録りされてその日のうちにネットにアップされたり海賊版作られちゃアーティストもたまんないだろうなぁ。実際、バンドのあんちゃん向けのニッチな製品なハズなのに売れて品薄らしい。そんな理由でバカ売れしてなきゃ良いのですが。