ゴッドファーザー PART III on DVD(12作品目)

ゴッドファーザー PART III
ゴッドファーザー PART III
2作目から18年後の作品。当時のキャストがそのまま演じている。
齢を重ねたマイケルの自問自答。自分は正しいと信じて生きてきたが、心そのものが悪かったのではないか…
やはりテーマは「家族」。コルレオーネ家を描いた大河ドラマといったところか。コッポラはむしろ暴力シーンを撮るのが好きではないのだそうだ(ギャング・オブ・ニューヨークの方がよほど残虐。血だらけ)。
3作まとめて見られたのはラッキーだった。★★★★。
それにしても…。
なぜ、例のメロディーが暴走族のクラクションの定番たりえたか?(笑)
自分たちがコルレオーネ・ファミリーとダブったところから来ているのだろうか?単に着メロみたいにはやりもんだったんですかね?…未だに不明。

ゴッドファーザー PART II on DVD(11作品目)

ゴッドファーザー PART II
ゴッドファーザー PART II
1973年の前作からたった2年後の2作目。ゴッドファーザー=ヴィト・コルレオーネの生い立ちと、アル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネのストーリーが平行して進む。1作目に比べるともっとドライ。このシリーズの雰囲気、トラフィックのそれと近いなと思った。
若き日のヴィト・コルレオーネはロバート・デ・ニーロが演じており、20世紀初頭のニューヨーク、ということでワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカを思い出した。
日中、暗い室内で男が二人話している、というシーンなぞ、カメラ→背景→窓だから、逆光で人物の様子なんてわかりゃしない。そんな、重い、暗い画作りが迫力です。★★★★。

ゴッドファーザー on DVD(10作品目)

ゴッドファーザー
ゴッドファーザー
同僚から借りっぱなしになっていたゴッドファーザーのボックスセット。
シリーズ1作目。残虐なギャング映画かと思って実は躊躇していたが、むしろヒューマンドラマの要素の方が大きい。★★★★☆。
ゴッドファーザー=主演マーロン・ブランドの存在感がすごい。アル・パチーノも助演といいつつ主演級。榊原郁恵の曲で覚えた名前(笑)ぐらいしか知らなかったがいいオトコです。知的でクールなところが役柄にハマりまくってます。彼自身がシチリアからの移民の子なんですね。

Pocket Sax

いつもチェックしている米国のハーモニカ通販サイトCoast 2 Coast Musicでこんなもの売ってた。
http://www.xaphoon.com/
知らなかったなぁ。こんな楽器があるのね。
テナーサックスのリードを使用しているらしい。ポータビリティといい、価格といい、ハーモニカに通じるものがある。
3年前にこいつと先に出会っていたら、ハーモニカを吹いていなかったかも、なんて思ってみたり。
ググってみたら、愛好家のサイトもたくさんありました。

スガシカオ@東京国際フォーラム ホールA

以前からJ-WAVE Liveで見たスガシカオのライヴに衝撃を受け、念願かなって単独ライヴに足を運んだ。
「Shikao & The Family Sugar Tour ’05」ということでしっかりバンドサウンドも堪能。沼澤尚(ds)松原秀樹(b)は別のライヴで何度も見ているし、悪いはずもない。超売れっ子の作編曲家でもある森俊之(key)の、歌モノのバンドに的を絞ったプレイが圧巻だった。特にClavinet(本物のD6)でのバッキング。凄い。名実ともに現代ポップスシーン最高峰のバンドではないだろうか。
アンコールでは19曲のメニューから3曲を選ぶ。こんな趣向もバンドのキャリアも長くメンバーも固定だからなせる技だ。
そして選曲者として及川光博が登場!
演奏されたのは「Spirit」「黄金の月」「Story」。
ミッチー、ナイス!
昔、歌詞に出てくる男なんて少女漫画のヒロインが恋する男の子の世界だった。KANが登場して「男の情けなさ」を全面に押し出した作風の歌詞を書いた(あのミリオンセラーは別)。スガシカオは、それに「汚さ、卑怯さ」を加えた。
時々変態呼ばわりされるほどだし、実際キッツイ曲もあるが、同性としてはそのリアルさが刺さります。
そして本人のミュージシャンとしての強烈なプロ意識。尋常ではないレコーディングやライヴへのこだわり。自分のマトリクスではトゥーツとは対極の存在。
昨今のポップアイコンであります。
まずは俺もあれぐらい痩せたいわ(笑)

ボーン・スプレマシー@TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(9作品目)

昨夜は22時頃実家に帰宅。ドライブしたい&映画が見たい、で、名古屋市港区のTOHOシネマズ名古屋にクルマをぶっ飛ばし23:30スタートのボーン・スプレマシーを見た。今日が初日なんだってね。
面白いです!前作「ボーン・アイデンティティ」見てませんが、十分楽しめます。非常にテンポが良くて(ちょっと24的)ぐいぐい引っ張られます。モスクワ市外のカーチェイスも圧巻。ボーンが強奪するおんぼろタクシー、ぶつかりまくっても走る走る…そして3台のメルセデスC600(?)の追撃を振り切ります。あり得ません(笑)。冷徹なボーンのキャラクターがマット・デイモンもめちゃくちゃハマってます。オーシャンズ12よりも絶対にこっちです!★★★★。
http://www.bourne-s.jp/
シャキシャキした身のこなしが伝染ってしまい、トイレでシャキシャキ手洗いしちゃったり。高倉健のやくざ映画見たお客さんが肩で風切っちゃうみたい。バカですね、俺。
(追記)これも、もうDVD出るって。
ボーン・スプレマシー
ボーン・スプレマシー

田中光栄セッション@マルディグラ(自由が丘)

田中光栄(Harmonica)西村雄介(B)須田義和(Ds)にしむらなおと(P)
前半はクロマティック中心にジャズ系の選曲。2曲目のTUTU(マイルス・デイヴィス)は意外な、そして80年代のマイルス好きにはうれしいチョイス。そしてOnly Trust Your Heart。トゥーツの演奏している曲の中でこの曲は3本の指に入るぐらい好きな曲かも。
後半は10ホールズ半分で、ブルージーな選曲。オリジナル曲のYour Storyは猫の悲しそうな鳴き声を思わせるような音色も相まって、いつ聴いても本当に良い曲。
西村さん&にしむらさんコンビに、須田さん(以前光栄さんが参加したセッションで拝見)も加わって、非常に強力なサポートで“バンドな”サウンドを何度も感じる瞬間あった。
それにしても、ものすごいお客さんの数!入り口付近まで人がいて、お店の人もお酒に料理にてんやわんや。すごいことになってました。

不肖ワタクシ、飛び入ってしまいました(写真、後ろであっち向いてるのが光栄さん)。MCであそこまであおられたら行かねばなるまい!そして討ち死に。続いて他の2名の方が素敵な演奏をされてました。貴重な機会をいただきありがとうございましたm(_ _)m。頑張ります。

オーシャンズ12@東宝シネマズ川崎(8作品目)

さっきレイトショーで観てきた。
前作は「盗む」そのものがエンターテインメントになっていたのだが、今回は違った。豪華…なんだけど期待はずれだった。残念。★★★。サントラはかっこいいかも。
あまり集中して観られなかったので、いずれDVDでもう一度。
(追記)って、もう出る!早!
オーシャンズ 12
オーシャンズ 12

The Way Up/Pat Metheny Group

ザ・ウェイ・アップ(初回)
ザ・ウェイ・アップ
パット・メセニー・グループ
パット・メセニー・グループの新作、The Way Up。
今更だが、大衆性と芸術性をこれほど高い次元で融合している音楽は他にない。
本作、組曲のスタイル、70分で4曲という構成。Tr1でモチーフが提示され、それが様々に発展していくという、ちょっとアートよりの作風だが、かといってわかりやすさ・気持ちよさは全く失われていない。
注目はなんと言っても、Gregoire Maret(クロマティック・ハーモニカ)の参加。Tr3の12分過ぎからメローなソロを展開している。
これでクロマティック・ハーモニカはメジャーな存在になるか?
PMGのことだ。これ、ライブで全編再現するんだよね。泣いちゃう。
ちなみに、タイトルをストレートにヴィジュアルで表現したアートワークも本当に素晴らしい。

ハーモニカ専用マイクFireball by AUDIX

AUDIXよりFireBallというハーモニカ専用のマイクが発表されていた。
http://www.audixusa.com/pop_FireBall_2005_release.html
・ブルースハープ&クロマチック両対応!
・ダイナミック単一指向性
・小さい!軽い!127.5g(Shure SM58のたった1/3)
・ハイファイ過ぎない(F特性:50Hz – 16kHz)←これ重要
同じAUDIXのOM-3(ボーカル用)を所有しているが、いかんせんSM58のようにくびれ(?)がないのでとても持ちにくい。音の傾向は好みなのだが。
クロマティック・ハーモニカもターゲットにした本格的なマイクは世界初ではないだろうか。
期待度★★★★★。
◆関連エントリー
2005.03.16 AUDIX FireBall到着!
2005.03.19 続・FireBall