Back On The Block/Quincy Jones

Back on the Block (Reis) (Rmst)
Back on the Block (Reis) (Rmst)
QUINCY JONES
ほんっっっっっっっっっとによく聴いたこのアルバム、リマスター盤が発売されてました!ウレシイ!
トゥーツもハーモニカも関係ありませんが、何はともあれ豪華なミュージシャンによる名曲の数々。サラ・ヴォーン+Take6+ジョージ・ベンソンでカヴァーしているSetembro、声変わり前のテヴィン・キャンベルが歌うTomorrow、and more!個人的にはあのころの打ち込みサウンドの質感とかも好み。
絶対に買いでしょう!

告知:田中光栄ライブ(9/2金)

今年は本当にコンスタントにライブが見られて嬉しい限り。
●田中光栄ライブ
田中光栄(Harmonica) / にしむらなおと(P) / 西村雄介(B) / 須田義和(Ds)
7:30~/9:00~ Charge ¥2,000
楽屋(らくや)
東京都目黒区上目黒2-15-6
03-3714-2607
東急東横線・中目黒駅(徒歩5分ぐらいだっけ?目黒銀座商店街にあります)
http://www.rakuya.net/
●ご本人から
「前回は「曲を聴かす」感じが多かった気もするので今回はアドリブでガンガン押し切る曲ももう少し入れてみようかなと考えてます。出来ればオリジナル新曲も増やしたいけどさてどうなるか!
店の雰囲気も前回のマルディグラとはだいぶ違うのでプレイも多少変わってくるんじゃないかな?マルディグラは密室感満点のとこなのでついついプレイも熱くなり過ぎてしまう感じがあるのですが、今回はもっとゆったりしてるので落ち着いたプレイも出来るかなと思ってます。ふたを開けないとわかりませんが。
あとここは本当に料理がおいしい店なんで是非みなさん来てくださーい!」

とのことです。
pinocaのライブでもおじゃましましたが、楽屋さんは普通にレストランとしても来店できるぐらい美味で雰囲気も良い!しかも素晴らしく良い音です。こうご期待。

セッションパーティーに参加

セッションパーティー
セッションパーティーなるイヴェントに参加しました。
1)セッションパーティーのBBSで(もしくは主催者にメールで)参加表明。
2)リクエスト曲があればBBSに表明し、自分以外のパートの「便乗者」を募る。
3)他人のリクエスト曲で参加希望または参加可能な曲に随時「便乗」する。
4)メンバーが固まってきたら、曲の交換や譜面はMP3ファイルや
PDFファイルでやりとり。打合せもBBSやメールで。
5)本番は泣いても笑っても一発勝負!
というシステム。
ジャズやブルースなどのセッションではないし、ロックやポップスなどのバンドでは今までは固定メンバーできっちり練習し本番を迎える、というスタイルばかりだったので、初の経験です。
レギュラーバンドの活動休止期間が長い(換言すると、メンバーの誰かが結婚しないとバンドが出来ない(笑))自分にはぴったり(?)。
リクエストで笠井紀美子withハービー・ハンコックのI Thought It Was You、Tell Me A Bedtime Story、便乗でTotoのRosanna(!)の3曲をキーボード、Isn’t She LovelyとCalling Youをハーモニカで演奏してきました。
凝ったアレンジ曲を選んでしまった上に、パーティーなのでお酒も進んでおりどうなることかと心配でしたが、便乗して頂いた方々がめちゃくちゃ上手な人たちばかりで、なんとか乗り切りました。
写真はCalling You演奏中のショット。
今回はvo.(学生の頃からの盟友たまじゅん)とg.(最近友だちになったまーくん)との結婚パーティーでもありました。
おふたりさんおめでとう!
末永くお幸せに!
●セッションパーティー
http://www1.ttcn.ne.jp/~session-party/

JUNO-Dインプレッション(続編)

http://www.do-mi-so.net/?eid=276923の続き
JUNO-D、活躍しています。
基本的にはシンプルなのでマニュアル要らずで快適ですが、1週間使い込めば欲も出る、というもの。
1)User Patchをずらっと並べられない!
プログラムチェンジのボタンがカテゴリ別に並べられていて、これはこれで音色を選ぶ時に使いやすい。しかし、自作のPatchをライブの曲順通り左からずらっと並べておく、ということが出来ない…正確にはやりづらい。
パネルのプログラムチェンジボタンは左から「RYTHM & SFX」「PIANO」「KBD & ORG」…の順に並んでいるが、例えば2曲目にブラスの音色を使いたい場合、そのPatchはPianoカテゴリに登録する必要がある。
ブラスなのに?!
2)3スプリット以上の設定が出来ない!
PAD+ブラス+チャイムで3スプリットの音色を作りたくてPerformanceをエディットしてみたが、各パートの発音音域の制限(Upper Limit、Lower Limit)が出来ない。つまり、Performanceモードでは3スプリットはおろか2スプリットの設定さえ不可能ということ。上位機種ではあり得ない仕様だがしかし。KORGのX5DでもCombinationで柔軟に設定できる。
JUNO-Dでは手弾きはPatch、打ち込みはPerformanceと、完全に割り切った設計になっていることか。プログラムチェンジ出来る余裕があればそれでも良いのだが、1のような合理的ではない仕様もあって、ちょっと考えてしまう。
あきらめて2スプリットの音色で演奏することにした。
3)リズムガイド(メトロノーム機能)がPatchモードで使えない!
「手弾きはPatchモード」にもかかわらず、別音色の同時手弾きの練習のために鳴らそうと思ったリズムガイドがPatchモードで使えないのは痛い。Performanceモードでしか使えない仕様。
Performancモードならシーケンサー使ってるんだからリズムガイドなんて不要のはず。
こういう軽量で音も良いシンセサイザーならば、上級者のライブ用セカンドシンセというニーズは絶対にあるはず。クルマが持てない住宅事情の東京ならなおさらだ。購入した楽器店の店員さんもそんな理由で「自分も欲しい」言っていた。
音作りのパラメーターは少ない。例えばエンベロープをいじるとVCFとVCAが同時に変化するのだが、逆に頻繁に行うエディットが速いという点でメリットもあり、割り切られていてもこれは許せるところ。
あまりにビギナー用に特化しすぎて、シンセサイザーとしてのスタンダードな仕様まで手を入れてしまうのはちょっと考えものだなぁ。
ボタンやつまみ、ベンダーなどの作りもしっかりしているし、エフェクターも3系統。シンプルでエディットも速く、付属のPC用エディタなんて不要なほど。
値段を考えたらほんっっっとに良くできたシンセだと思います。
いい時代になりました。

グリーン電力証書Tシャツ2005β


先月末に購入。
ウチのエアコンのひと夏の消費電力を自然エネルギーで発電します、という証明書が付いています。もちろん、実際にその電力がウチに来るわけではありませんが、高コストなバイオマス発電も使う人が増えればコストが低減できるので、じゃあ協力しましょう、ってことで。発電状況を確認するサイトのアカウント付き。ふむふむ、俺のお金もちゃんと使われてるのね、ってのが 10月からモニターできる予定。詳しくは以下のサイトで。
●CO2free Project
http://www.co2free.jp/
●日本自然エネルギー株式会社
http://www.natural-e.co.jp/
ややこしい話はともかく、デザインがポップですンごい気に入ってて、ガンガン着倒してます。「大人のグリーン電力証書Tシャツ2005α」ってバージョンもあるよ。
あ、届いた直後に撮影してますが、部屋干しっぽくてスミマセン(笑)。
(2005.10.17追記:証書が発行されました)
http://www.do-mi-so.net/?eid=346267

亡国のイージス@TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(38作品目)

米軍が開発した「GUSOH」(グソー)と呼ばれる化学兵器が強奪され、犯人グループは自衛隊イージス艦いそかぜを乗っ取る。いそかぜの乗組員は退出を命ぜられ海上に逃がれるが、先任伍長の仙石(真田広之)はひとり戻っていく…。
責任感があり、心根の優しい仙石が活躍するアクション・ムービー。ストーリーは和製ダイ・ハード的で新鮮みはそれほど感じなかったが、戦後60年という節目の時期だし、自衛隊というparadoxicalな存在についてはあらためて考えさせられる…この映画にも出てくる兵器(F16なんてやたらとかっこよく描かれているけれども)が他国民も自国民にも永遠に行使されないことを願ってやまない。★★★☆。
準主役の中井貴一に寺尾聡、原田芳雄etc.日本もいい役者が沢山いるのだなぁ。あ、よく考えたら真田広之はJAC出身、アクションはお手のもの、でしたな。
●亡国のイージス
http://aegis.goo.ne.jp/
亡国のイージス
亡国のイージス

アイランド@TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(37作品目)

近未来。上から下まで白い服を着た男女が“アイランド”と呼ばれる楽園へ行くのを夢見て、汚染された外界を避けてコロニーで集団生活している。そこの住人リンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガー)は、そんな生活に疑問を持ち始める。施設に迷い込んだ昆虫を見つけたのをきっかけに、本当の施設の役割を知ってしまい、アイランド行きの当選した、ジョーダン・2・デルタ(スカーレット・ヨハンソン)とともに脱走する…。
その施設、実は金持ちを顧客とするクローン製造会社の“工場”。たとえば臓器疾患を持ったクライアントがその臓器を移植するためにクローンの製造を依頼するのだ。クライアントには「クローンは感情を持たない」とウソの説明がされている。クローンが育つ過程で信じ込まされる“アイランド”は実は手術、臓器を取り出されたクローンは殺されてしまうのだ。
現実味のある設定が良くできているし、アクション・ムービーとしてはとても楽しめた。★★★★。
それにしても、アメリカなら本当にありそうな設定、怖い。
●アイランド
http://island.warnerbros.jp/

トゥーツの新譜発売?

HMVからのメール。
トゥーツの新譜?
旧譜再発でしょうか?
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1466504
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新譜 – 商品の詳細
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– – – – – – 商品 No. 1 – – – – –
アーティスト: Toots Thielemans
タイトル: Sornewhere Over The Rainbow: 虹の彼方に
カタログ No: UCCM1083/4988005405999
フォーマット: CD
発売日: 10/26
税込価格: ¥2,548
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Roland JUNO-Dインプレッション


発売されたばかりのYAMAHA DX-7を4ヶ月待ちで購入したのが1983年、中3の時。ちょうど夏休みの真っ最中に学校のブラスバンドの部室でバンドの練習があった。
本体だけでも14~15kgのシロモノ。当時はキーボード用のソフトケースなんて世の中に存在せず、茶色のセミハードケースに入れたそれは、おそらく20kgはあったのではなかろうか。
普通に歩けば15分の最寄り駅から学校も道のりも倍以上はかかったし、駅の階段はほとんど半べそ状態だった。手ぶらのボーカルや、スティックケースだけ持っているドラマーがとても羨ましく、キーボードという楽器を選択した自分を憂うことさえあった。
学生の時にも、荷台に3Uのラックケースを縛り付け、前かごにはシールド類ペダル類、そして両肩にシンセ2台、というほとんど曲芸のような状態で、サークルの部室までの道のりを自転車でぶっ飛ばしていた。カーブを曲がるたび、自転車のフレームがしなっているのがわかるほど。当時使っていたキーボードはRoland U20、9.8kg。それでも軽いと思っていた。
車が使える生活の時には、Yamaha SY99、Ensoniq SD-1、8Uのラックをライブハウスに持ち込んだこともあった。とても快適に演奏できたけれど、打ち上げで酒飲みに行くことも出来ないし、クルマから出して部屋にセッティングするのも億劫。
常に荷物運搬との戦いなのです、キーボーディストは。
(あと配線ね)
時は流れて。
先日、ぶらっと立ち寄った楽器屋さんでたまたま試奏して以来、すっかり気に入ってしまったシンセ、Roland JUNO-D
最近ありがちな「こんなPADの音、一生使うか!!」みたいな音がプリセットの1番、なんてことはなく、生楽器系・シンセ系ともバンド演奏に使えそうな音色群がずらり。それらがカテゴリごとにすぐに選択できるようになっている。サンプリングタイムは短めだが、アタックの美味しいところはしっかりフォローしている。とてもRolandらしいヌケの良い明るい音。フィルターの効きも良い。レゾナンスもみょんみょんしちゃう。
え~?
これでたったの6万円?
しかもソフトケース付き?
鍵盤こそ廉価なシンセにありがちな軽いものだが、昔のこの手のシンセや海外製のMIDIコントローラーとは雲泥の差で、横へのぶれが少なくてとても弾きやすい。メモリーカードが使えなくてもUSB端子が無くてもそんなの全然許せます。
来週末、久しぶりにバンドやるってこともあり、買っちゃいました。
やっぱり自分の音色で弾きたいし。
で、これ、たったの5kg。
帰りの電車も楽勝で持ち帰り、すっかり遊んでしまいました。
Dビーム・コントローラーっていうのもただのギミックかと思っていたらとても実用的で、例えばホーンセクションのデクレシェンド→クレシェンドなどはフットペダルでやるよりも確実で繊細にコントロールできる。
ライブが楽しみだぜぃ!
●続・JUNO-D(2005.08.18追記)
http://www.do-mi-so.net/?eid=282604

モーターサイクル・ダイアリーズ on DVD(36作品目)

モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版
キューバ革命の立役者チェ・ゲバラが、いかにしてチェ・ゲバラとなったか。医学生の彼が23歳の時のバイク1台南米二人旅を描くロードムービー。あまりドキュメンタリー方向には走らず、二人の若い男の貧乏旅行を題材とした優れたエンターテインメント作品に仕上がっていて、2時間超を全く感じさせません。どの程度事実に基づいているのかは知りませんが、ペルーのハンセン氏病治療施設での患者との交流のシーンはじめ、彼は素直で正義感の強い、しかし、ただの堅物ではない魅力的な青年として描かれています。すごく面白かった。★★★★☆。
キアヌ・リーブスが好きな方なら主演のガエル・ガルシア・ベルナル君はお好みではないでしょうか。
●モーターサイクル・ダイアリーズ
http://www.herald.co.jp/official/m_cycle_diaries/index.shtml