WHF2005 コンサート Chamber Concert

Martin-Luther-Kirche
Martin-Luther-Kirche(マルティンルター教会)は、フェスティバル参加者だけでなく地元の音楽ファンも大勢訪れ超満員。
●Ulrich M?ller-Fro?
ドビュッシーとかラベルとの近代音楽の雰囲気を持った曲を演奏。
パンフレットの経歴にあった「彼は1975年に行われた、カセットテーブでのコンテストで1位に輝いた」。何とも時代を感じさせる。
●King’s Harmonica Quintet
1987年に香港で結成されたグループ。コードハーモニカ、バスハーモニカ、クロマティック×3という編成のハーモニカアンサンブル、
僕はハーモニカのみのアンサンブルに対しては、どちらかというと懐疑的だった。何か無理矢理感がぬぐえないのと、同じ楽器ばかりの倍音(音色)
が偏った感じが、心地よい感じがしなかったのだ。
しかしこのアンサンブルは違った。ほとんど無調の現代音楽を、とてもタイトなリズムで演奏している。緊張感と高揚感を持った、ものすごいアンサンブルだった。
やっぱり、世界最高峰は違うよ。
http://home.netvigator.com/~cblau/khq/

●和谷泰扶
緩やかなテンポでピアノのコード4分打ちのイントロから始まるバラード(思いっきりポップス的表現ですが…曲名失念)でスタート。和谷先生は超絶技巧でも知られるけれど、このシンプルなメロディを、ただひたすら丁寧に、美しく吹き上げていく。ステンドグラスから注ぎ込まれる晩秋の日差しと、大会ももうすぐ終わりだなぁというサウダージ感と相まって、涙腺がゆるみそうだった。
他にはクリヤマコト氏アレンジの赤とんぼ(当然ちょっとJazzy)など。
良い音楽はジャンルもへったくれも超越するなぁ。
Chamber Concert

投稿者: mellowtone

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