最終日を前にしてイベントも少なくなってきている。ホーナーの博物館もすごい人出だった。
ここはハーモニカとアコーディオンの歴史博物館で、生産のための用具やら、歴代のパッケージやら様々な展示がされている。本当だったら11月~3月は閉館される時期だが、会期中は特別にオープンされている。
少し残念なのは説明書きがすべてドイツ語のみ、ということだ。
日頃、精神的な面で「音楽に救ってもらった」と感じることは多いけれど、これは戦争中に兵士の命を救ったとされるハーモニカ。
音楽と戦争。
旧ソ連の各地で内戦が始まった頃にニュース23だかで見た映像。
真っ暗な地下室でボロボロのピアノを弾いている老人。
大きな爆音。
「あれが戦争の音楽だ」とその老人が叫ぶ。
っていうシーンを思い出した。