KORG KAOSS PAD KP3インプレッション

KAOSS PAD KP3
とりあえずiTunesを鳴らしてサンプリングしたり、ハーモニカ片手に多重録音のループ作ったりして遊んでますが、従来の(特にラックマウントの)エフェクターの感覚とはまるっきり違ってて、すげーオモロイ!あえて言うなら「エフェクターを演奏する」感じ。
エフェクトだけでなくサンプリングも面白い。テンポさえ合わせておけば、スライス切ってループ組むのもあっという間。BPMを変えれば勝手にタイムストレッチしてテンポに追従してくれるし、(音程は変わるが)音色変化も少ない。4つサンプリングしてそれぞれのネタの音量を調整し、エフェクトをウネウネしながら再サンプリングすれば全く別のループが作れる。ダンスミュージックのクリエイターが何してるか、ちょっとだけ理解できたような気がします。確かにターンテーブルと相性いいわ、コレ。
鍵盤つないでボコーダーとして演奏、ってのにも相当期待していましたが、それはダメみたいです。左上のINPUT SELECTスイッチで入力のソースをラインかマイクか排他的に切り替える、という仕様の時点で、エフェクターとしてのボコーダーではありません。
残された可能性としては、入力はマイク固定で、MIDIで内蔵オシレータをコントロール出来るか、ということですが、これもダメそう。とても残念。ボコーダーの音色はざらっとしてていい感じなので、実に惜しい。そこまでやりたきゃRADIASを買え、ってことですか。
フツーのバンドのキーボード&ハーモニカプレーヤーとして、ライブ演奏でどう生かすかは悩みどころ。ソロ・パフォーマンスなどで使えないか、もうちょっと遊びながら考えることにします。

投稿者: mellowtone

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