新郎新婦とも別れ、御徒町から乗った電車は、時刻表の一番最後、0:56品川止。どーすんだよ。
品川駅からの川崎まで歩いての帰宅、実はいつかやってやろうと思っていた。
「ダメならタクシーつかまえよっと」とラク～な感じで深夜の大人の遠足はスタートした。
品川を出たのが1:10頃、ペットボトルを片手に、旧東海道を歩く。
先頃、司馬遼太郎の「龍馬がいく」を読んだばかりなので、「この道を龍馬が二十歳ぐらいに闊歩していたんだなぁ…」と感激しながら歩く俺ってホントに単純。街道の名残で、鮫洲界隈までずっと商店街、神社や史跡も多い。
平和島の手前で旧東海道は第一京浜と合流した。このあたりで「川崎5km」の表示。革靴で足もちょっと痛いが、こうなればこっちのものだ。元々歩くことに何の苦もないから、5kmなんて屁でもない。
蒲田付近では、「ふーん、夜中はこんなに派手に京急の立体交差工事やってるんだぁ」とか、六郷橋の橋の欄干にあしらった舟を見て、「昔、橋がなくて渡しだったんだなぁ」とか、道々ひたすら感心。写真撮り忘れたけれど、マンションの明かりを映した多摩川の水面（みなも）が、きらきらしてとても美しかった。
そして六郷橋を渡りきった直後、3:40頃に自宅到着。
2時間30分で完歩！
あー楽しい一日だった(^_^)
