西脇辰弥 meets JINO fearturing シャンティ@Alfee(東京・六本木)

Keyboards of Tatsuya Nishiwaki
六本木の名門ジャズクラブAlfee。常連らしきお客さんが多数いらっしゃって気後れしそうなくらい。隅っこで小さくなりながらのライブ観賞となりました。
メンバーは西脇辰弥(hrm,key) 日野賢二(b) 矢堀孝一(g) 小森啓資(ds) SHANTI(vo)。
先日ブログで書いた時にはすっかり勘違いしていましたが、実は堂々たる「西脇辰弥」名義のライブでした。よって2枚のアルバムAtmosphereとSound of Gravityからの演奏を中心に、JINOのものすごいベースパフォーマンスと、シャンティの穏やかなヴォーカルがブレンドされるというバラエティに富んだ構成。
メンバーを見ての通りサポートのキーボードはなし。それをシーケンサーでフォローするため大忙しの西脇さん。佐藤竹善ツアーで聴けたのとは若干雰囲気の異なる、太めのサウンドで“ザ・ニシワキ・フレーズ”が炸裂していました。
いくつもハイライトがありましたが、まずはDo Not Leave Me。小森さんのイジワルか(?)、後半は高速サンバになってしまい、弾きまくりの矢堀孝一さん。曲が終わった後「たまには俺にもビューティフルなソロを弾かせろ」とグチることになります(笑)。しかしEternityでは文字通りのビューティフルなギターソロが聴けました(実はこの曲のギターソロを聴くのが、個人的にすごく楽しみなんです)。まったくもって素晴らしい。そして前半最後にはNHKサンデースポーツのテーマも演奏され盛り上がりました。
後半ではJINO版Come Togetherがすごかった!バッキングの時のグルーヴもすごいけれど、そのグルーヴをキープしつつサービス精神たっぷりのヴォーカル&ベースパフォーマンス。かと思いきやSylphではフレットレスベースでのしっとり聴かせるソロも。
シャンティは12/30のモーション・ブルーではチャーとのデュオで披露した
ジョニ・ミッチェルのカヴァーを西脇さんのピアノとのデュオで再演。その後に演奏された自身の手によるオリジナル曲、不思議なコード進行が醸し出すサウダージ感が声質ともマッチしていて素晴らしかった。
いや~ほんっっっっっと面白かった!!
何だかさっぱりわからない写真は開演前にケータイで撮った西脇さんのキーボード。Fantom+V-Synthとアコピ(とその前の手摺り)。雰囲気モノっつーことで。

投稿者: mellowtone

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