雨の降る中わざわざ川崎へ…ネットで予約できるからねぇ…レイトショー&悪天候とはいえ公開初日。Screen 8は満員でした。こんな大勢で映画見るのは昨年のRay以来。
ワールドワイドでヒットを狙っている映画かも。主演に役所広司(バツイチ実直ホテル副支配人)。元妻とのやりとりが微妙にこそばゆく、もし他の役者だったら、と考えてしまいました。しかし彼はShall We Dance?で既にワールドワイドなワケで、なんとなく下心を感じさせるキャスティングかと。
さておき、「みんなのいえ」よりもはるかに面白かったです。★★★★☆。さすが三谷幸喜。おびただしい数の伏線がすべてつながっていく爽快感はラブ・アクチャリー的でもありそれ以上か。
そして、高評価の立役者は伊東“White”四朗(支配人)です、なんたって。上記の“微妙なシーン”も画面のはじっこに伊東四朗が写るだけで大爆笑、という圧倒的な存在感。
映画はこの上なく愉快なので、DVDを待つよりも、劇場に行って大勢で見るのがオススメ。しかし、この映画を面白いと言ってしまうとフジテレビの手のひらの上で踊っているようで実に不愉快(笑)。
●The有頂天ホテル
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