フツウのこと/古内東子

フツウのこと
フツウのこと
会社帰りに購入。
10年近く前からファンだが、よく聴いているのはアルバム“恋”まで。“魔法の手”以降はチープな打ち込みアレンジの曲が多いからだ。中には楽曲の持つ力がアレンジを上回って佳曲と言える作品もあるにはあるが。最悪なのは洋楽カバーアルバム“CRAZY FOR YOU”だ(ゴメンよ東子ちゃん)。名曲を取り揃えておいて、何でこんな悲惨なことになるのだ?Amazonのレビューにも書いたが、美味い刺身に砂糖をぶっかけて食えと言っているようなアルバムだ。
最近はそんな印象だった。シングルカットされた“スーパーマン”という曲をJ-WAVEで聴いたときも、お、いい曲じゃん、と思ったが、アルバムとしてはほとんど期待していなかった。ファンとしての惰性で購入したようなもの。
しかし、これがあーた、信じられないほどの大傑作。湯船につかりながら「すげーいいじゃん!」と連発してしまった。
楽曲のクォリティーは“Strength”“Hug”“Distance”と同等かそれ以上。唯一歌唱が当時の水準じゃないのが悔やまれるが、それでも近作の中では出色の出来だ。間違いなくヘビーローテーション。

投稿者: mellowtone

音楽とハーモニカと猫と自転車を愛するおじさん。 昔のブログ→ http://www.do-mi-so.net Twitter→ http://twitter.com/mellowtone 猫→ http://nyahoi.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です