西脇辰弥2Days 初日「plays Hancock」

2000年当時、友人たちとの内輪メーリングリストへの投稿です。なんかとても嬉しそう。
(2005.9.15)
私のヒーローであるところの、西脇辰弥大先生2days初日「plays Hancock」、行って参りました。
サックスの金子隆博という人はBig Hones Beeの人、沼澤尚はいわずもがな、ということで、お客さんいっぱいで立ち見が大勢いました。
先日のライブではハーモニカを吹く西脇辰弥を観たのですが、本業のキーボードを弾く彼を初めて観ました。もうその演奏たるや本当に素晴らしかったです。ファンク時代のHarbie Hancockの有名な曲はほとんどやってくれました。ファンクでアレンジした「Maiden Voyage」、「カメレオン」とかRock Itの曲とか。
中でも一番嬉しかったのが「I thought it was you」というボコーダーがメロディーを弾いている曲もやってくれたこと。昨日のミーシャの感想ではないですが、この曲も本当に美しいメロディーだなぁとあらためて思いました。
実はエラそうなこと言っていて、六本木ピットイン初めてだったんです。
坂本龍一や矢野顕子、渡辺香津美、ポンタとかが70年代も終わり頃にやっていた「KYLYN(キリン)」という、いわばドリームチームとも言うべきバンドが大好きで高校の頃からレコードを聴いていました。彼らの演奏活動の拠点だったのが六本木ピットイン。ライブ盤のジャケットにはピットインのステージのセッティング図が載っています。
上京してすぐにでも行っていて不思議はない場所だったのですが、通りがかることはあっても何故か縁がなかった。けれど、その聖地に今日ようやく訪れることが出来、しかも素晴らしい演奏を聴き、心底から感動して帰ってきました。
至福。

投稿者: mellowtone

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