香港4日目。

朝からひどい雷雨。疲れもあってお昼頃にホテル近くの麺類とお粥の専門店で朝食兼昼食。鶏肉入りのお粥を食べたがHK$30(500円弱)でたらふく。夜は会場近くの台湾料理&その近くで食後のアイス(蜂蜜のやつ。超美味い)。
夕方からクロマチック・ハーモニカ・コンテストの決勝を観る。
一昨日書いたように、クラシック畑の人のみがファイナリスト。だから、ということは関係ないが、こぢんまりとした演奏ばかりでいまいちだった。
気になったのは、ほとんどのプレーヤーがマイクを上手に使っていないこと。クラシック奏者も、コンテストに出るくらいならマイクの使い方をちゃんと心得ておくべきだろう。ジャズやポップスのプレーヤーならありえないほど下手で、それで損をしている人がとても多かった。
いいなぁと思ったのいずれも音だけでなく全身で表現している香港のおにいちゃん2人の演奏。
最初の一人は、HohnerのCX12を、ほとんど立てて持って、体をくねらせてノリノリに演奏していた。音がなかったらクラシックを演奏しているようには見えないだろうな。
もう一人の方は、ピアノのふたを閉めて伴奏させ、自らも全くマイクを使わずに演奏(いっそクラシック奏者はこの方法が正しいかも)。音響にも配慮しているところからしてただ者ではないと思ったが、良かったし演奏も良かった。奇しくも演目は先のにーちゃんと同じ「Pictures of Woman」。
日替わりライブ。今夜はジャズ&ブルースだ。
トップバッターは吉田ユーシンさん。Summer TimeやIn a Sentimental Moodなどジャズ系の曲が中心だったが出色は2曲目のフリージャズっぽい曲。ブルースハープでこんな曲は聴いたことがない。すごい。
次がブレンダン・パワー。ポップス、フォークロック、ブルース的なフィーリングのオリジナルから、果ては黒田節などを、カスタムチューンのハーモニカで演奏していた。この人はハーモニカの改造でも有名。お金さえ払えば誰でもお願いできるらしい。
休憩を挟んで、目当てのジェンス・バンジ。この人はもろにTootsの影響を受けているプレーヤー。今日聴いた限りでは、悪く言うとトゥーツからとんがったフレーズを削いだ感じ。編成がギター+ハーモニカだったせいだろうか。ただし音色はとにかく素晴らしい。教材としてはジェンス・バンジの方がとんがっていない分やりやすいかもしれない。使っているハーモニカがチェック出来なかった。音色からすると木製ボディの気がする。
写真は終演後に撮った会場付近の夜景。
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投稿者: mellowtone

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