ベティーブルー on DVD(39作品目)

ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版
ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版
これもハーモニカ教室の飲み会で話題に上った作品。BGMで、メロディーを切々と吹くブルースハープがフィーチャーされている。ストーリーにはハーモニカのハの字も出てこない。うだつの上がらぬ配管工のゾルグの前に表れた、やたら情緒が不安定なベティー。二人の恋愛の顛末を描いた作品すべてに対してあまりに純粋、現実とのギャップにもがく故の情緒不安定。出だしは爽快な展開だったが、とても切ない結末だった。これは多分女性の方が好みそうな作品。


それにしても、朝8:30の家族集まっての朝食の傍らで見る作品じゃあなかった。ドあたまがセックスシーンでまいったぜ(笑)。
アメリカ作品での性描写は概してエロだけ(かつストーリーに対して何の意味もない)というものが多いような気がするが、この作品、どこをとっても「エロ美しい」。フランス映画だとなんでこう絵になるんだろう。ゾルグが全裸でうろうろするシーンもモザイクなしで、さらっと描かれていた。こんなに美しい映画でもしモザイクがあったらぶちこわしだったろう。当局賢明。

投稿者: mellowtone

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