モンマルトルの夜をもう一度(トゥーツ・シールマンス出演DVD)


BETWEEN A SMILE AND A TEAR(モンマルトルの夜をもう一度)

ニルス・ラン・ドーキー
デンマークはコペンハーゲンにあった名門ジャズクラブ「モンマルトル」。ニルス・ラン・ドーキー(p)の主唱で2日間だけ限定で復活!
空港にメンバーが三々五々集まってくる。そしてリハーサル、本番、そしてまたメンバーは世界に散っていく。ちょっとロードムービー風でもある。オフステージのミュージシャンの描写が中心で、コンサート映画ではなく、ちゃんと「映画」になっています。
この作品でトゥーツは2つの名言を我々に授けてくれました。

ジャーナリストに「どこが一番リラックス出来るか?」と聴かれて、無意識に「Between a smile and a tear」と答えた…(後略)

そして、

人生とは?それはとても難しい質問だ…(中略)…自分らしく生き、“鳥肌”に従えばいい…(後略)

くーっ。泣ける、泣けるよ。
前後の文脈でかなりグッと来るので、ぜひ映画をご覧いただきたいです。
これまで一番好きなジャズ映画はデクスター・ゴードンが主演した「ラウンド・ミッドナイト」だったけど、この映画がナンバー1になりました。
音楽とは、人生とは、と問いかけてくる、素晴らしい映画です。トゥーツが好きなら絶対に観た方がいいです。

投稿者: mellowtone

音楽とハーモニカと猫と自転車を愛するおじさん。 昔のブログ→ http://www.do-mi-so.net Twitter→ http://twitter.com/mellowtone 猫→ http://nyahoi.com

「モンマルトルの夜をもう一度(トゥーツ・シールマンス出演DVD)」への7件のフィードバック

  1. 「Between a smile and a tear」って
    トゥーツの公式HPのトップページの
    ことばですよね。
    ほんとにトゥーツ自身が語った言葉だったんですね。
    この言葉、すごく好きでした。

  2. 「Between a smile and a tear」って
    トゥーツの公式HPのトップページの
    ことばですよね。
    ほんとにトゥーツ自身が語った言葉だったんですね。
    この言葉、すごく好きでした。

  3. Mellowtoneさん、アメリカのYYです。Fuji-HさんのHPにも書き込んだんですが、Tootsファンにはうれしい、Jazz Master Class Series From NyuというDVD購入して見ました。知ってましたか?「トゥーツ学」とも呼べそうな内容で、演奏、インタビュー、ジャズ評論家の分析、若手ミュージシャンへのアドバイス、トゥーツ的ジャズコード理論見たいな感じで3時間近くあったみたいです。好きなトゥーツのフレーズ(セリフ)とかも満載でMellowtoneさん絶対お気に入りだと思います。

  4. ●Katsuyaさん
    ライブビデオ、として愉しむのではなく、良質のドキュメンタリーですよね。ニルスのセンスが光ります。
    ●蓮さん
    ほんと。素敵な言葉です。トゥーツの生音を聴いたことがある人ならなおさらそう感じるのではないかと思います。
    ●YYさん
    いや、知りませんでした!情報ありがとうございます!!
    すぐ入手します。リージョンコードなんか気にしないぞ!(笑)

  5. Mellowtoneさん、前記のDVDで沢山、興味深い話があるのですが、その一つを伝えさせて下さい。「Between a smile and a tear」はトゥーツの名言の一つですが、彼は自分を「m7」(マイナーセヴン)な人だと話してます。例えばCm7ですが、最初のC-Eb-Gは勿論マイナーですが、次のEb-G-Bbはメジャーですね。この進行みたいなのはラテンで良く使われるそうで、彼が偶々発見した時は凄く喜んだそうです。m7のこのマイナー(涙)からメジャー(笑顔)の微妙な世界が彼は好きだとか。

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