Music Dayライブ@SHIBUYA AX

午前中は母の買い出しの運転手兼荷物運び。ペットボトルの飲料(16本!)、米(5kg)etc.重いものばかり購入。その後、昨日のケーブルを取り替えにヤマダ電機へ。
15時過ぎの新幹線に乗ってしばらくして、川崎の家の鍵を忘れてきた事に気づいてバタバタした。まずは忘れた鍵を明日午前着の宅急便で送ってもらうよう手配。
次に、ダメ元で電話した不動産屋さんがわざわざ22時頃鍵を空けに来てくれることになった。今日は休日だったのに、スミマセンm(_ _)m
■ [live] Music Dayライブ@SHIBUYA AX
4組が競演するイベント。1週間ほど前に気づいたがチケットはまだ残っており、同僚と3人で鑑賞。自分的にはアーティストの組み合わせが超オイシイ。以下出演順。
・沖仁
この人だけ知らなかったけど、フラメンコ・ギターのプレイヤーだった。2曲目以降のバンドでの演奏はバックに埋もれてしまった。アレンジ的にもちょっと未消化な感じかな。けど1曲目のソロはなかなか迫力があってすごかった。
・saigenji
初の生saigenjiだ。パーカッションとデュオだったが、すごい迫力。持っているアルバムからも何曲か演奏があって楽しめたが、3曲目の冒頭、南米の(どこだっけ?)の唄が素晴らしかった。何度も会場に唄を要求されたが、山弦目当ての人たちが多かったか?いまいちな反応だったが、腰が勝手に動く感じはやっぱりブラジルだぁね。おとなしく座ってたけどさ。
・畠山美由紀
saigenji同様、この人も2年恋いこがれたアーティストだ。アルバムを全部持っているくせにライブ観るのは初。ショーロクラブのギターの人とのデュオ。抜群の安定感とともに落ち着いた声でじっくり丁寧に歌い上げる。なんかいいっすね~こういうの。ソロでライブがあったら絶対に観に行こう。バンド編成で是非!
・山弦
b、dsも含めた4人編成。やっぱり巧いねぇ。曲はすべて5/21発売の新アルバムからだ。クルマで聴いたら気持ちよさそうなポップな曲ばかりでとても期待できる。小倉氏の使っていたソリッドギターから、アコースティックのようなニュアンスの音ががんがん出ていたが、あれはモデリング系のアタッチメント経由しているんだろうか。すごくいい音だった。TV中継があったためMCが控えめだったのが残念。当たり前だけど松たか子ネタもなかった(笑)
終演後、ダッシュで渋谷駅へ。

古内東子ツアー「フツウのこと」@愛知勤労会館

午前中は取り置きしてもらったジーンズを星ヶ丘テラスのGAPで購入。その後近くのスタバでデイヴ・スチュアート著「ポピュラーミュージックのための楽典」を読む。最近、オリジナル曲は極力メロ譜とバッキングのリズム譜だけでも書くようにしている。ほんの少し書くだけでも色々疑問が出てくるものだが、タイのつなぎ方や一時転調の記譜の仕方の悩みが氷解した。
■ [live] 古内東子ツアー「フツウのこと」@愛知勤労会館
旧友の奥さんに誘われて鑑賞。俺が東子ちゃん好きなのを覚えてくれていたのだ。
ここ数年、昔の、特にバラード系の曲を歌う彼女にはハラハラさせられる。代表曲の「誰より好きなのに」さえ、昔出ていた音域が出なくてすごく辛そうだ。ちょっとぐらいならともかく、聴くのも辛い時がある。
無理しなくてもよい音域に移調したほうが良いとおもうんだけどな。フィル・コリンズでさえライブではキー下げまくっているし。
反面、新譜の曲全般や、古い曲でもアップテンポなら凄くいい感じで、バンドとともにぐいぐい引っ張るパワーが十分ある。「いつかきっと」「宝島」はいつ聴いても完璧だし、ちょっと久しぶりな選曲の「Strength」も良かった。ニューアルバム「フツウのこと」2曲目の「スーパーマン」は予想通りライブ向き。気持ちが良かった。たまたま売れた曲がバラードだったからそんなカラーがつきまとうが、絶対にアップテンポの曲で本領を発揮する人だと思う。
バンドもクォリティは非常に高い!バンマスはベースの松原秀樹さんだった。この人のベースも本当に好き。とても器用だけれど堅実にサウンドのボトムを支える。ファーストコール・ベーシストたるゆえんだろう。
終演後、出張帰りの旦那さんとも合流し、矢場町の昇家(しょうや)という焼肉屋さんで夕食。ここがまた美味しいお店で、なんとも幸せな誕生日となった。

マイク・スターン・バンド@ブルーノート東京

with同僚です。
Mike Stern(g), Richard Bona(b), Dave Weckl(ds), Bob Franceschini(sax)という布陣。
マイク・スターンは相変わらず弾き倒してました。昔と芸風変わりません(笑)。若い51歳だよなぁ。風情はまるっきりロック兄ちゃんだもんなぁ。
デイヴ・ウェックルは相変わらずの手数だが、以前よりフレーズが歌っている気がする。やっぱりこの人のドラムは好きだ。アントニオ・サンチェスも好きだけど、もっと生理的な快感度が高いというか、キモチイイんだよな。1曲目のドラムソロの最中、涙が出てきた。
ボブ・フランセスチーニは最初モニターの音量が小さいことにナーバスでそれが客席にも伝わったのはマズかったな。終始仏頂面だったし、プレイもイマイチに聴こえた。先月マイケル・ブレッカー聴いちゃったせいもあるかな。
そして、我らがリチャード・ボナ。全く素晴らしかった。スラッピング、ハーモニクス、etc.何でもこなす。しかもそれぞれが他のベーシストと比べても抜群にいい。ソツがない、というレベルではない。
ジャコ・パストリアスと比較されることの多い彼だが、カリスマ性はジャコに劣るにせよ、文句なく当世随一のベーシストだ。歌とユニゾンのアドリブソロは、時折茶目っ気もみせながら、会場を沸かせていた。ラッキーにもステージを後にする彼に「Richard! Great!」と声をかけたら握手してもらえた。ラッキー(^_^)V
残りの人生で、あと何人のカメルーン人と握手できるかな?と考えるとなんだか楽しい。

田中光栄ライブ@渋谷ツインズヨシハシ

僕のハーモニカの師匠のライヴ。にしむらなおとさん(ピアノ、ウクレレ、VO)、西村雄介さん(ベース)と、師匠のハーモニカ&Vo.というトリオ編成。
早く渋谷に着きすぎて、時間つぶしでカップルだらけの街を歩く羽目に。トホホ。けど、そのおかげで未入手だったトゥーツ・シールマンスのCD3枚をタワレコでゲット!ラッキー。
演奏自体はもちろん、選曲、アレンジなどすべての要素を通して、アーティスト田中光栄が明確に伝わりました。いよいよ田中光栄バージョン2.0がリリースされたんだな、という感じがしました。また、にしむらさん&西村さんの歌心あるサポートもすばらしかった。先生、いいですよ、このトリオは。すんごい財産ですよ。
とても気持ちのよい、ハッピーなライブでした。理解の純粋に「客」として楽しめたのはブレッカーではなくてこちらかもね。
もちろん終わってからご一緒した、毎度!の皆さん。楽しかったですね。皆さんの持っているポジティブパワーには本当に救われます。サンキュー!

マイケル・ブレッカー・クインデクテット@ブルーノート東京

サークルの先輩S氏と新妻Tちゃん(ほんとはNか(笑))とともに。
88年の昭和大学人見記念講堂でのライブに始まり、89年のLive Under The Sky、2002年の東京ジャズまで何度も観ているけれど、今までで一番良かったかも。爆裂しまくりでした。けど、アルバムBallad Bookとか、客演だと古内東子の“朝”なんかの、曲想ドンピシャの切ないソロも大好き。
メンバーのメグ・オークラ(バイオリン)さんは、なんとS氏の従姉妹だそうで、素晴らしいソロパフォーマンスも聴けました。演奏しているときもしてないときも、姿や表情からはすごいオーラを感じました。一流は違うのぉ。

西脇辰弥インストアライブ@ヴァージンレコード新宿

2000年当時、友人たちとの内輪メーリングリストへの投稿。
The Christmas Songはジャズっぽいアレンジだったので、忠英さんはあまり得意としていなかったのかもしれませんね。
このライブを見て、自分もクロマティック・ハーモニカを吹いてみたい、と強く思い、とうとうこの年の仕事納めの日にMellow Toneを購入することになります。
(2005.9.15)
先日ご案内した西脇辰弥のインストアライブ行って参りました。
メインはハーモニカ西脇氏、キーボード+吉川忠英さんという有名なギタリストがサポートでしたが、吉川氏は練習不足か?ちょっと怪しい感じでした。
が、西脇氏の演奏は素晴らしかったです。
バックのガラス越しに暮れていく南新宿の景色が見えて、バラードのハーモニカの音色がいい感じでした。
知名度は圧倒的に吉川氏の方が上ですし、演奏開始前から待っていた熱心なファン比率は吉川:西脇=8:2、という感じでしたが、演奏が終わってからCDを買い求めて握手&サイン会の列に並んだのは5分5分か、西脇氏の方が多いぐらいでした。わーい。
握手会で聞いたところ、しばらくライブの予定は無いそうですが、10月か11月には元カシオペアのベース、桜井哲夫氏と何かに出演するそう楽しみです。

西脇辰弥2Days 2日目「The Atmosphere」

昨日分に引き続き、友人たちとの内輪メーリングリストへの投稿です。確かこの日、西脇さんはアンコールでSetembroも吹いてくれたんだったかな。帰り、六本木を歩いている時の幸福感は今でも覚えています。
(2005.9.15)
結局、誘惑に負けて?今日も行ってしまいました!
今日は西脇氏がハーモニカ兼バンマスのThe Atmosphereというバンド。
お客さんは思ったよりも入っていました。空席は、若干、といったところ。演目はアルバムの曲が中心でした。
ベーシストは松原正樹という人で、たしか東子ちゃんのアルバムにも参加していたようないないような。有名なベーシストなのでちょっとそこいらのCD引っ張り出すとこの人の名前を見つけられるでしょう。
元々歌心のあるキーボードソロを弾く人ですが、水を得た魚のように気持ちよくハーモニカを演奏していらっしゃいました。ピアノとのデュオでThe Chrismas Song(曰く、ビートルズのYesterdayと同じくらい名曲!全く同感)なんて聴いた日にゃ涙ちょちょ切れますぁ。
終演後の六本木ははとても寒かったですが、幸せ感に浸って駅までの道を歩きました。
本日も至福なり。
音楽は本当にすばらしい。

西脇辰弥2Days 初日「plays Hancock」

2000年当時、友人たちとの内輪メーリングリストへの投稿です。なんかとても嬉しそう。
(2005.9.15)
私のヒーローであるところの、西脇辰弥大先生2days初日「plays Hancock」、行って参りました。
サックスの金子隆博という人はBig Hones Beeの人、沼澤尚はいわずもがな、ということで、お客さんいっぱいで立ち見が大勢いました。
先日のライブではハーモニカを吹く西脇辰弥を観たのですが、本業のキーボードを弾く彼を初めて観ました。もうその演奏たるや本当に素晴らしかったです。ファンク時代のHarbie Hancockの有名な曲はほとんどやってくれました。ファンクでアレンジした「Maiden Voyage」、「カメレオン」とかRock Itの曲とか。
中でも一番嬉しかったのが「I thought it was you」というボコーダーがメロディーを弾いている曲もやってくれたこと。昨日のミーシャの感想ではないですが、この曲も本当に美しいメロディーだなぁとあらためて思いました。
実はエラそうなこと言っていて、六本木ピットイン初めてだったんです。
坂本龍一や矢野顕子、渡辺香津美、ポンタとかが70年代も終わり頃にやっていた「KYLYN(キリン)」という、いわばドリームチームとも言うべきバンドが大好きで高校の頃からレコードを聴いていました。彼らの演奏活動の拠点だったのが六本木ピットイン。ライブ盤のジャケットにはピットインのステージのセッティング図が載っています。
上京してすぐにでも行っていて不思議はない場所だったのですが、通りがかることはあっても何故か縁がなかった。けれど、その聖地に今日ようやく訪れることが出来、しかも素晴らしい演奏を聴き、心底から感動して帰ってきました。
至福。