西脇辰弥@音楽・夢くらぶ(NHK総合)

ご本人のサイトでもずいぶん前にレポートされていた(2005/06/22参照)けれど、その後台風やらなにやらでのびのびだった、音楽・夢くらぶ(NHK総合)がやっとオンエア。
西脇さんは岩崎宏美さんのバンド、「ただ・愛のためにだけ」(中島みゆき詞・曲)にアレンジャー&Pf+Hcaとして参加されていました。なにぶん3ヶ月も前にレポートを読んだっきりだったので、どの曲への参加かはとっくに忘れていたけれど、暗転(?)中にイントロのピアノが鳴っただけで「あ、このピアノ西脇さん!」とわかってしまった。ハーモニカソロ(マイクはやはりFireBall)は4小節っきりでしたが、ジェフ・ポーカロみたいなドラムのパターンとか、ストリングスとかすごく気持ちのいいアレンジでした。待っててヨカッタ(^_^)。
あらためて書くまでもないけれど、岩崎宏美さんの唄のすごいこと。思秋期なんて何年ぶりに聴いただろうか。♪足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って…なんて、あんなに説得力たっぷりのボーカルを聴かされちゃ、季節柄沁みまくりますね。あと、これも久々に聴いたスタレビの夢伝説、やっぱええ曲やわ。

「2005 秋ハーモニカ三昧」9/23(祝)~山野楽器銀座本店

ロンド・カプリチオーソさんからの情報。
http://spaces.msn.com/members/rondo-capriccioso/
山野楽器の銀座本店にて開催されるハーモニカのイヴェント「2005 秋ハーモニカ三昧」
9/23(金・祝)のクロマティックDAYには田中光栄さん出演、9/24(土)は10ホールズDAY。
ロンド・カプリチオーソさんは9/25(日)複音&アンサンブルDAYに出演予定。
無料ですが、要入場整理券とのことです。
山野楽器銀座本店4F楽器課 03-5250-1063
●山野楽器銀座本店(本日時点ではこのイヴェントの情報なし)
https://www.yamano-music.com/docs/event/index_honten.html

NASCEN?A/BOSSA DO MAGO

NASCENCA
NASCEN?A
BOSSA DO MAGO
matsumonicaさんが参加するBOSSA DO MAGOの2ndアルバムを入手!
このアルバム、ハーモニカ云々ってのは関係なく、すごく良かったです。
BOSSA DO MAGOが得意とする、サンバやボサノヴァなどブラジリアンテイストのインストですが、とても親しみやすいメロディーの曲ばかりで、歌詞をつけて唄ものにしちゃいたいぐらい。
ブラジル音楽とチェロってとても相性が良くて、現在、当サイトのMONTHLY RECOMMENDで紹介しているA Day In New Yorkもそうですし、BOSSA DO MAGOもチェロがフィーチャーされたグループ。チェロによる中低音域での白玉上でハーモニカがソロを取っていたり、2オクターブユニゾン、10度のハモりなど、チェロとクロマチック・ハーモニカの相性もバッチリで、ステレオで目覚まし代わりにタイマー再生したら、心地よすぎて間違いなく二度寝でしょう(笑)。
1曲目で一瞬ファンクっぽくなる部分、ドキッとしました。カッコイイ。
それにしてもmatsumonicaさんのハーモニカもすごく鳴ってる!めちゃめちゃ鳴ってる!どうやったらこんなに鳴るんだろう。いいなぁ。
残念ながら未だライブを見にいったことがないんです。次は絶対行くぞ!!
●BOSSA DO MAGO
http://www.usslife.co.jp/BDM/index.html

続・当世生録事情(M-AUDIO MicroTrack24/96)

半年ほど前、当世生録事情なる記事を書きましたが、それ系の新製品。
●MicroTrack24/96
http://www.m-audio.com/products/jp_jp/MicroTrack2496-main.html
M-AUDIO製品を使っています(DUO USBとFW410)。デザインも美しいし、ソフトウェアの使い勝手も非常に良い。音も素直で変なクセがなく気に入っています。この製品も気になるところ。
ふーん、なになに。
ローランドのヒット商品R-1と同価格帯、メディアも同じCompact Flash。
サンプリングレートは名前の通りが96kHz/24BitまでOK(R-1は44.1kHz/24Bit)。PCのシーケンサーソフトも96kHz/24Bitが当たり前になっているし、これは良いですね。
マイクは別に用意する必要あり(ファンタム給電可能)。その分小型…だが、ファンタム給電するようなしっかりしたマイクを使うなら、小型っていうのはそれほどメリットないんじゃない?電源が内蔵バッテリのみで市販の乾電池が使えないのもちょっと問題か。
理想とするところは
「セッティングしておけば勝手に高品質なWAVファイルが出来てるマイク」
とでも言うか、RODE NT4とかオーディオテクニカAT822あたりのステレオマイクの胴かスタンド部分にプリアンプとDAコンバータとメモリとバッテリが内蔵されている、なんて製品があったらいいなぁ。見た目もマイクそのもので、そのままマイクスタンドにもセッティング。メモリは4GBぐらい内蔵でUSB付き、もしくはCFなど外部メディアを使ってUSBなし。
あと、DAコンバータと無線LANを内蔵したマイクから音声信号を飛ばして、リハスタの隅っこに設置したノートPCで録音、とか。
どんなもんでしょうね。

東京シティサイクリング2005にエントリー

最近アタマにこびりついて離れないのが自転車だ。
半年前、同僚たちが、
  「やっぱりサスペンションが付いた10万円くらいの
   クロスバイクじゃないとダメだよね~」
などと話している際にも、チャリなんて2万円ので十分だよ、と思っていた。
それがどうだい、2ヶ月前。
ワンルームひとりぐらしを始めるや、
  「やっぱり場所取るから折りたたみだな~」
と、書店でたまたま手に取った折りたたみ自転車のムック。
これが折からのスポーツ願望とも見事にシンクロしてしまい、
  イギリスの職人が手作りしたオーセンティックな
  フォールディングバイク、11万6千円。
  安全のためヘルメットとグローブ、7千円。
  真夏の自転車通勤でまっ黒けの顔と腕、プライスレス。
(お約束。MasterじゃなくてVISAで払ったけど)
以来、“相棒=Brompton T3”とともに、汗だくで優雅とはいえない通勤も、実は快楽。
日曜には等々力渓谷まで走ってみたり。
お金じゃ買えない価値がありまくりです。
そんな走りたい願望を満たす絶好のイヴェントが!
●東京シティサイクリング2005
http://www.tokyo-np.co.jp/event/sp/cycling/
明日まで申し込み受け付けてます!
ヘルメットとグローブを用意すればママチャリ参加も全然OKみたいです。
ご興味のある方は是非。

ミズチカ@伽藍Bar(東京・銀座)


ピアノの古橋成哉(Chika)さんとヴォーカルの相馬瑞加さんデュオ、ミズチカのミニライブを銀座の伽藍Barで聴いた。
mixi(ミクシィ)のキーボードコミュニティで僕の愚問にChikaさんがとても丁寧に回答してくださって、同郷ということもあって、勝手に親しみを覚えていて、本日ご対面となりました。
シンディー・ローパーのTime After TimeやスティングのEvery Breath You Takeなど’80sナンバーと、お二人のオリジナル(これがまた良い曲!)。リクエストのCalling Youにも瑞加さんのパワフルかつ繊細な唄で応えていただきました。
上手い人ほど編成が小さいと「俺が俺が」的になってしまいがちなところ、弾きすぎずツボを押さえたChikaさんのピアノバッキング、本当にスバラシイ!さぞやフロントマンは気持ちよいことでしょう。さすが歌伴が得意!と公言されているだけのことはあります。
バー自体も、とても居心地の良い雰囲気で、とても良い時間を過ごせました。また遊びに行こっと!
●古橋成哉(Chika)
http://www.geocities.jp/chika_pf/
●伽藍Bar
http://www.ghalan.com/

CHEZ TOOTS/Toots Thielemans ほか2点

中野ブロードウェイの中古CD店recomintsにて以下3点捕獲しました。
Chez Toots
Chez Toots
Toots Thielemans
690円。わーい。
ブリヂストンのタイヤのCMでも使用されている、ダイアナ・クラールが客演しているLA VIE EN ROSEが収録されている。F1の中継見ていると、今でもオンエアされます。fuji-hさんもお書きになっているのですが、Toots Thielemansというクレジットは出るものの、肝心のハーモニカが1秒も聴けない、といういわくつきのCMです。
トゥーツのファンになった時に入手できるアルバムは大人買い(Amazonで20枚発注、とか(笑))していたのですが、なぜかこのアルバムだけご縁がありませんでした。
しかしまぁ、ただメロディを吹くだけでも、トゥーツのハーモニカは絶句してしまうほど歌いまくっちゃってます。けどToo Muchではなくて、サラッとしてるんですよね。すごい。
グラマード     (CCCD)
グラマード (CCCD)
カサンドラ・ウィルソン
1100円。わーい。
これはGregoire Mallet目当てです。Sleignt of Love(Tr2)、I Want More(Tr3)、Allow Me(Tr13、国内盤ボーナストラック)に参加。Tr2は地味なバッキングのみ。Tr3はファンキーでとんがったソロ。特にアタマのコンディミ駆け上がりがかっこいい。惜しいことにミックスのバランスが小さめ。曲自体かっこいい。これは気に入りました。Tr13はアコギ(Fabrizio Sotti)との掛け合いが聴けますが4小節2回と短めです。以上クイック・レビュー終わり。
CCCDなのでMac版iTunesでエンコードしてWindowsマシンにファイルコピーしてiPodに放り込む。めんどくさ。
ワイド・アングルズ
ワイド・アングルズ
マイケル・ブレッカー
1300円。わーい。
ちょうどブログを書き始めた頃にブルーノート東京でこのアルバムをフィーチュアしたブレッカーの公演を見ました。ブレッカーの演奏はそりゃあ良かったし、ドラムがPMGのアントニオ・サンチェスももちろんGoooooood!でしたが、なんたってバックのアンサンブルにやられてしまい、絶対アルバムを入手するぞと思ってほったらかし、しかもジャケットの印象からアルバムタイトルを「ワイルド・アングル」だと思い込んでました(笑)。かわいいイラストですよね。

Brilliant Trees/David Sylvian

Brilliant Trees
Brilliant Trees
David Sylvian
またもやみっけ!
デビ汁です。2年も前にリマスターされてたなんて全然知らなかった。
Japan解散後のソロ1作目。シンセはPad系中心に割と控えめで、Japan時代からは想像できない、とてもアコースティックなサウンド。そしてUK曇天サウンド全開の、暗キモチイイ音です。
The Ink In The Well(Tr2)、Nostalgia(Tr3)あたりは耽美なメロディ。ずっと聴いていたくなる。
Red Guitar(Tr4)はスナッピーを切ったスネアドラムのカーン!というサウンド(と、うねったリバーブ)が気持ちよく、坂本龍一のピアノも、バッキングもソロもめちゃめちゃとんがってて、これが後にEnergy Flowでミリオンセラーを記録するオッサンとは想像しがたい(笑)…って当時の年齢俺と同じぐらいか(^ ^;)。
タイトル曲のBrilliant Trees(Tr7)は、バッキングの教会オルガン風シンセのトップノートを追っかけている、ホルガー・シューカイのトランペットが印象的。この曲も美しい。
バリバリのジャズミュージシャンが参加するでもなく、ジャズのフォーマットで演奏しているでもないのですが、テクスチャにジャズを感じるんですよね。僕だけかな???とても不思議なんですけど。
そんなわけで、このアルバムもショッピングカートに追加!このままではリマスター貧乏か?
あ、国内盤も出てますが、内容同じな上にCCCDなんでお勧めしません。