はもにか金曜日Vol.30@名曲喫茶ミニヨン(荻窪)

超コアなハーモニカの定期イヴェント「はもにか金曜日」。とうぜん金曜日開催。毎回一人のゲストハーモニカプレーヤーをフィーチャーするライヴと、後半はアマチュアのオープンステージ(予約制)。
今回は、我らが田中光栄先生がゲストだ。
編成はお馴染みのダブル西村さんがバックをつとめる。最近のライヴの定番曲を中心に、トリステなどの新曲を織り交ぜつつのライヴ。先生のアドリブのアプローチにやや変化があったような気がする。これまでのようにダイアトニックスケールのフレージングを中心としつつも、+αがたくさんある。いつも感じることだが、本当にリズムが素晴らしい。
飛び入りでは、教室の他の仲間の演奏も久しぶりに聴けて楽しいひとときだった。もちろん自分もRibbon in the Skyを吹いた。香港での経験からか、極端にあがる、ということはなかった。演奏中に気づいて、ノドを何度も開くようにした。こういうスローな音色命の曲は特に重要。せっかくMDを持っていったのに電池切れ?録音出来ず。
終演後の打ち上げも先生、バンドメンバーのお二人ほか15人もの大所帯で楽しく過ごした。

corega最低!ビックカメラありがとう!

3月中旬に会社でcoregaのワイヤレス・ルーター(WLBAR-54GT)を購入したことを書いた。
こいつがヒドい食わせ物だった。
6月に入り室温が高くなるや熱暴走が頻発し、ワイヤレス接続が出来なくなってしまうのだ。よくよく筐体を見てみると、下から吸気し上から放熱する仕組み。ファンによる強制排気がないのに、下の吸気口が異常に小さいのだ。7月には1時間に5回も6回も電源を抜いて冷やす羽目になったので、ここ数日はやむなく下から扇風機を当ててしのいでいた。
先週、メーカーに交換を掛け合ったところ、「家庭用として設計されており、せいぜい3台程度の接続にとどめてほしい。10台近くの同時接続に対応するのは難しいかもしれない。交換にも1週間かかるし、その間の代替機の貸し出しにも応じられない」とにべもない。挙げ句、「当社企業向けラインナップの製品の購入をお勧めします」だと。
罪もないユーザー相手に喧嘩を売りゃあがった。
「最大接続台数=3台」とパッケージに書いてあれば最初から買うかい!
素人目に見たって、こんなもん設計ミスじゃねーか。
グリーンランドか南極でテストでもしてたのかい?
一度設計した筐体はマイナーチェンジこそあれ、暫く使い回すのが当然だろうが、すでにこのモデルがディスコン、かつ新モデルが全く違う筐体を使っているところを見ると、ますます怪しい。
仕方がないので、同じく何の罪もない販売店(有楽町のビックカメラ)に電話し、状況を説明。購入から半年も経過している商品の交換は通常出来ない(そりゃそうだ)のだが、メーカーと話をするようにお願いしたら、その通りにしてくれて、快く返品・交換に応じてくれることになった。
えらい!ビックカメラ!
小売業の鏡!
ここまでが先週の話。
で、本日。
午後3時頃ビックカメラに出かける予定をしていたところ、件のルーター、扇風機を当てているにもかかわらず午後2時頃に熱暴走。最後っぺかよ。
前倒しでビックカメラに飛んでいき、BUFFALOのWZR-G54と交換してもらった。
筐体もしっかりしており、LED周りのデザインも高級感がある。社員も口をそろえて「速くなった」と絶賛している。もちろん扇風機なんて不要だ(笑)。Air Station&バッファロー最高!!(今日現在)

特等席かも。

日曜日。例によって名古屋から川崎に戻る。丸井でサングラスを購入。ヨドバシカメラをブラブラ。
「晩ごはん…サブウェイだな」と立ち寄ってオーダーしていると、
「これから多摩川の花火大会、ごらんになるんですか?」
と店員の女の子。
へ?花火大会?
もしかしたら、うちから見られるかも!
大あわてで家に帰ってみると、写真の通りの大スペクタクルだった。
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缶ビール片手に「来月には、ここに越して1年かぁ」と感慨しきり。
来年もここに住んでいたら、大宴会だな。

セッション@川崎ぴあにしも

昨日香港のハーモニカ三昧から帰ってきたばかりだっつーに、性懲りもなく(?)セッションに参加した。
帰宅後、バタバタと選曲し、今日は月に一度のセッションデーが開催されている川崎のライブハウスぴあにしもに直行。
以前レッスンでも習ったことのあるWhen I Fall In Loveというバラードを吹いたが、おさらいしたはずのコード進行はどこかへ吹っ飛び、どころか小節数も間違えた。けどハーモニカ吹きは珍しいので色々声をかけていただいた。どこへ行っても「音がいい」と言われるのはとても自信になる。すごい財産だ。先生ありがとうございます!
で、予定外のNow’s The Timeはボロボロ。ジャズミュージシャンたるもの(まだなってねえっつーの)Fブルースぐらい吹きこなせないで何とする!修行じゃ修行!
ここに参加している人たちが持っている曲集を教えてもらったので今度購入しよう。

香港6日目。最終日。

午前中にもかかわらず結構な人数の観衆を前にオープンステージで演奏。
Desperado、Ribbon in the Sky、Dawn Rainの3曲。とても気持ちよく演奏できた。
あらかじめ焼いていったCDをプレゼントする旨MCしたら、演奏終了後にあっというまになくなってしまった。MP3ファイルを送ってくれ、という人や写真を一緒にとってくれ、というボランティアスタッフ、
果ては大会ポスターにサインしてくれ、という人まで現れた。で、したよサイン。クレジットカードの支払伝票と同じヤツ(^ ^;)。期待をはるかに超える反応にで、一介のアマチュアミュージシャンとしては恐縮するやら嬉しいやら。
夜のライブしかり、オープンステージしかり、香港の人々はとても反応がストレートだ。良い演奏だと本当に嬉しそうな笑顔で喝采する。そんなことがとても新鮮に感じるのは、日本がよほど複雑なんだろうな。
午後はショッピングの後、久しぶりの足裏マッサージ。日本のドクターフットで受けるマッサージと違って、ほとんど痛みがない。ちょっと物足りないぐらいだった。25分でHK$99。日本の半額ぐらい。安い。
夜は閉会式に参加。
日本人の受賞は複音ハーモニカの優勝とシニア部門独占。
他の国の参加者はとにかく若い。ジュニア部門を卒業すると、そのままオープン部門にエントリー、だからオープン部門の年齢層もほぼ全員が20台前半。授賞式もほとんど高校生のバンドコンテストのノリだ。笑っちゃうぐらいみんな元気。
オープンステージのタイムテーブルも日本のオッチャンたちがやたらに目立つし、日本のこの状況はちょっと寂しい。自分はクロマチック・ハーモニカがクールな楽器だと思って演奏し、創作しているが、どうしても一般的には新聞の夕刊の通信講座のイメージ(ハーモニカ=複音ハーモニカ)だ。このイメージの払拭をメーカーや輸入代理店にも考えてほしいところだ。
閉会式の最後のイベントはハーモニカアンサンブル参加人数の世界記録を樹立すべくオリジナル曲の演奏。きっと樹立されたことになるんだろうが、どーかなぁ。眉唾(笑)。
写真は閉会式のフォトセッション。
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今日は特に、国際的なイベントの醍醐味を存分に味わった。国外でも自分の音楽を楽しんでくれる人がいるなんて最高だ!がんばろ!

香港5日目。

午前、友人たちのオープンステージを見た後、何度でもいいみたいなので2度目のエントリーをした。午後から会場近くで海を見ながらしばしの練習。ここ数日よりも湿度が低いせいかとても快適。あまりに気持ちがいいので2時間ぶっ続け。
それがたたったか?夜のクラシックコンサートでは強烈な睡魔に襲われる。隣のにいちゃんねえちゃんに「隣の人、熟睡してる。何しに来てるの。アホじゃないの」(推定)とひそひそ話されるほど、傍目にも熟睡がバレバレだったらしい。和谷先生ゴメンナサイ(^ ^;)。
ホテルに戻ってからRibbon in the Skyのアドリブパートのフレーズのネタをあれこれ考える。Isn’t She Lovelyの引用を思いついたのはナイスアイディア(かも?…誰もワカランだろうが)。隣室からの苦情もなく、ふと気づくと3時過ぎだった。

香港4日目。

朝からひどい雷雨。疲れもあってお昼頃にホテル近くの麺類とお粥の専門店で朝食兼昼食。鶏肉入りのお粥を食べたがHK$30(500円弱)でたらふく。夜は会場近くの台湾料理&その近くで食後のアイス(蜂蜜のやつ。超美味い)。
夕方からクロマチック・ハーモニカ・コンテストの決勝を観る。
一昨日書いたように、クラシック畑の人のみがファイナリスト。だから、ということは関係ないが、こぢんまりとした演奏ばかりでいまいちだった。
気になったのは、ほとんどのプレーヤーがマイクを上手に使っていないこと。クラシック奏者も、コンテストに出るくらいならマイクの使い方をちゃんと心得ておくべきだろう。ジャズやポップスのプレーヤーならありえないほど下手で、それで損をしている人がとても多かった。
いいなぁと思ったのいずれも音だけでなく全身で表現している香港のおにいちゃん2人の演奏。
最初の一人は、HohnerのCX12を、ほとんど立てて持って、体をくねらせてノリノリに演奏していた。音がなかったらクラシックを演奏しているようには見えないだろうな。
もう一人の方は、ピアノのふたを閉めて伴奏させ、自らも全くマイクを使わずに演奏(いっそクラシック奏者はこの方法が正しいかも)。音響にも配慮しているところからしてただ者ではないと思ったが、良かったし演奏も良かった。奇しくも演目は先のにーちゃんと同じ「Pictures of Woman」。
日替わりライブ。今夜はジャズ&ブルースだ。
トップバッターは吉田ユーシンさん。Summer TimeやIn a Sentimental Moodなどジャズ系の曲が中心だったが出色は2曲目のフリージャズっぽい曲。ブルースハープでこんな曲は聴いたことがない。すごい。
次がブレンダン・パワー。ポップス、フォークロック、ブルース的なフィーリングのオリジナルから、果ては黒田節などを、カスタムチューンのハーモニカで演奏していた。この人はハーモニカの改造でも有名。お金さえ払えば誰でもお願いできるらしい。
休憩を挟んで、目当てのジェンス・バンジ。この人はもろにTootsの影響を受けているプレーヤー。今日聴いた限りでは、悪く言うとトゥーツからとんがったフレーズを削いだ感じ。編成がギター+ハーモニカだったせいだろうか。ただし音色はとにかく素晴らしい。教材としてはジェンス・バンジの方がとんがっていない分やりやすいかもしれない。使っているハーモニカがチェック出来なかった。音色からすると木製ボディの気がする。
写真は終演後に撮った会場付近の夜景。
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香港3日目。

日中はショッピングでひたすら歩き回る。
女人街(例えるなら原宿の屋台バージョン。写真)で派手なネクタイ、ケータイのストラップ等々、けったいなものを色々購入。
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途中から雨が降ってきて大変。雨宿りに入ったチェーンの中華デザート専門店(名前失念)で甘くて漢方なお茶系ドリンクを飲む。コンビニでもこの手のドリンクが豊富でハマり中。
朝食兼昼食、夕食とも地元の人たちが訪れる店で食べたのだが、どちらも最高だった。特に夕食は、ビールも2杯飲んでお腹いっぱい食べて2000円を切っていた。もちろん激ウマ。
夜は日替わりでハーモニカのコンサートが開催される。初日はAPHF会場でアジア音楽のコンサート。
開会式に続き再び地元の作曲家によるハーモニカ・オーケストラの演奏を聴いた。要はバイオリンやクラリネットの代わりにクロマチックや複音が演奏するのだが、音域的にも音圧的にも他の管弦楽器の助けが必要となる。特に低域の質感や量感はバスハーモニカがコントラバスにかなうはずもない。
特にクラシック系のハーモニカ音楽に携わる人にとっては悲願みたいなものかもしれないが、素直にオーケストラはバイオリンとクラリネットが演奏した方がよほど感動できる音楽になったのではないか。やはり制限の多い楽器だ、ということを改めて認識する。
日本からは斉藤先生が出場されており、難曲に羽織袴で奮闘されていた。

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香港2日目。

今日いきなりコンテスト予選とオープンステージがある。
8:15に会場入りし9:00からの受付までブラブラ。会場の香港文化センターはウォーターフロントの素晴らしい立地だ。この時間も、太極拳をする人あり、散歩する人あり。
予選は57人中14番目の出場。自分以外の日本人出場者やマレーシア、中国などからの参加者も数人いたが、大半は香港からの参加。しかも、大半の参加者はクラシックを演奏する。それ以外の演目は自分も含めたったの3人だった。
聞くところによると、日本初のツアーも課題曲が決まった後にキャンセルがたくさん出たのだそうだ。明らかにクラシック寄りの課題曲が参加者に影響している。
9:45ごろ開始。審査員も和谷さんはじめクラシックの人ばかりだった。
皆、シャツにネクタイ、ピアノの伴奏を伴ってステージに上がり、
無言でソロの課題曲「Village Voice」を約3分間演奏し、
ピアノ伴奏で自由曲のクラシックを2分間吹く。バッハやらなんやら。
粛々と。
ガーン。
みんな大マジだったのね(^ ^;)。
で、俺はどうだったかというと。
ジーンズでステージに上がり、
マイクの前に立つや審査員に「どうか自由曲だけ吹かせてください。結果はどうでもいいから」と発言し、
自作曲だけ吹いて「サンキュー!」と言い放ってステージを後にした。
けど、香港からの他の参加者のにーちゃんとすれ違ったときに「おまえの演奏はムーディーでクールだ」と言われた。
俺みたいに無茶苦茶なコンペティターにこんなこと言ってくれる人がいる。違う国の人にも自分の音楽が受け入れられたのがとても嬉しい。これが最初から求めていたものだ。コンテストだけが目的なら参加しなかったかもね。
いったんホテルに戻り、ちょっとだけ仮眠をしたら、今度はオープンステージ。忙しい。
昨夜ホテルで電話のディポジットとしてHK$300も預けさせられたので文無し状態、CitiBankの場所もわからず現金がないため、昨夜から水も飲んでいない。
ろくに練習もできず臨んだので間違えまくったけれど、聴いてくれているお客さんも多いし、音もいいし、これは楽しい。1曲じゃなくてもっとやればよかった。
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いったんホテルに戻り、やっとの事で現金を引き出す。もーなんでもいいからホテルに持ち帰って、食って、仮眠したかった。てなことで、最初に食ったメシはマクドナルドだった。全然I’m loving it.じゃないけど。背に腹は。
20:00からの開会式に参加するため、3たび会場へ。エントランスで件の和谷先生から声をかけていただいた。「オープンステージの演奏を聴いたけれど、本当にのびのびした良い演奏だった。コンテストでもあれぐらいやれたら、もっと強い印象を残せたのにね」と意外な、そしてちょっとウレシイ言葉をいただいた。
開会式。大きなパイプオルガンまで備えられた素晴らしいコンサートホールで、各国からの色々な演奏があってとても華やかだった。

香港へ。

アジア・パシフィック・ハーモニカ・フェスティバル参加のため香港へ。
出国審査だけ結構混んでいたがそれ以外は比較的空いている成田空港。
18:30のフライト。
機内食がどうも苦手なんだよな。
振動の中、エビのにおいが漂うとそれだけで食欲が減退してしまう。
チキンカレーをもらって、それだけを食べた。
香港着が現地時間で22:00頃。
ホテルへの移動は一番安価なエアバスHK$33(500円ぐらい?)を使う。
でかいマンションが建ち並ぶ郊外の住宅地を抜け、九龍の市街地へ。
写真で見たような看板だらけの街を2階建てのバスが、
日本ではあり得ないスピードで疾走する。
前に停車中のバスとの距離が30cm!というところで見事に停車する。
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ホテル着が23:30頃。
とりあえずの食事は、セブンイレブンでサンドイッチとお茶を購入。
このお茶、ちょっと漢方な味で甘い。20年ぐらい前にポッカが発売していた維力(ウィリー)の味に似ている。
そしてPCのセッティングに試行錯誤。ネットに接続できない。モデムは問題なさそうだが、回線が反応しないようだ。
フツウに電話はかかるので回線の極性が他の地域と違うのかもしれない。
などとごちゃごちゃやっていて休んだのは3:00近くになった。