BETWEEN A SMILE AND A TEAR(モンマルトルの夜をもう一度)
ニルス・ラン・ドーキー
デンマークはコペンハーゲンにあった名門ジャズクラブ「モンマルトル」。ニルス・ラン・ドーキー(p)の主唱で2日間だけ限定で復活!
空港にメンバーが三々五々集まってくる。そしてリハーサル、本番、そしてまたメンバーは世界に散っていく。ちょっとロードムービー風でもある。オフステージのミュージシャンの描写が中心で、コンサート映画ではなく、ちゃんと「映画」になっています。
この作品でトゥーツは2つの名言を我々に授けてくれました。
ジャーナリストに「どこが一番リラックス出来るか?」と聴かれて、無意識に「Between a smile and a tear」と答えた…(後略)
そして、
人生とは?それはとても難しい質問だ…(中略)…自分らしく生き、“鳥肌”に従えばいい…(後略)
くーっ。泣ける、泣けるよ。
前後の文脈でかなりグッと来るので、ぜひ映画をご覧いただきたいです。
これまで一番好きなジャズ映画はデクスター・ゴードンが主演した「ラウンド・ミッドナイト」だったけど、この映画がナンバー1になりました。
音楽とは、人生とは、と問いかけてくる、素晴らしい映画です。トゥーツが好きなら絶対に観た方がいいです。