Bird on DVD

バード
バード
残りの1本を観る。ジャズアルトサックス奏者のチャーリー・パーカーの半生を描いた映画。まだ終わっていないけどモニターの端で映しながらこうして日記を書き始めてしまった。音楽映画なのか伝記映画なのか恋愛映画なのか。とても中途半端な印象。音楽は昔のレコードからサックスパートをイコライジングで抜き出して、新しいオケをかぶせているみたいで、サックスが1950年代の音、オケが1980年代の音。なんともなじみが悪い。監督はジャズ好きで有名な(息子もベース奏者)クリント・イーストウッドなんだけど、思い入れがありすぎるのかな。期待していただけにとても残念。
年末年始にマイルス・デイビスの伝記を読んだが、そこに描かれているチャーリー・パーカーとのギャップもありすぎる。もっと底抜けに明るく、かつ破滅的なキャラだった。この映画のバードは陰気な感じ。
チャーリー・パーカーみたいに、ジャコ・パストリアスの伝記映画なんてそのうち出来たりするのかな。
仕事もあってまたもやNOVAをさぼってしまった。全般的に何でもポジティヴモードなのだが英語は例外。またやりたくなったらやればいーや、と思うことにしよう。

息子の部屋 on DVD

息子の部屋
息子の部屋
金曜に借りたDVD2本のうちの1本。
自分の一言から息子を失ってしまった精神分析医とその家族の物語。息子を失った父と家族の葛藤を描く非常にオーソドックスなスタイルの作品だが、先が読める展開、ということもあってか、何かポジティブな印象を受ける作品。舞台はイタリアだが、日差しの明るさ加減もあるのかな。パルムドールを獲っている作品です。カンヌで上映後の記者会見が収録されているのが興味深かった。

男と女

男と女 特別版
男と女 特別版
この冬は度々“男と女”のDVDをつけっぱなしにして眠る。まるで睡眠薬代わりだ。
ひたすら美しい映画。ロケーションは冬の海岸だったり田園をひた走る車だったり。フィルムもカラーだったり、モノクロだったり。いちばん好きなのはジャン=ルイ・トランティニヤン扮するジャンと息子、アヌーク・エーメ扮するアンヌ(このヒト、ほんまに美しいわぁ)と娘が海岸で歩くシーン。次に、アンヌが娘の手を引いて橋を渡るオープニングのシーン。監督のクロード・ルルーシュがメイキングでばらしているが、全然制作費がなく、ひどくうるさいカメラしか使えなかった。だから遠くから引いて撮影するしかなくて、それがこの映画のスタイルになっているんだそうです。納得。
それぞれ配偶者と死別した30代半ばの親同士が恋に落ちる。特にアンヌの心には色々な葛藤が生じるが、ハッピーエンド。
まじ行きたくなります。冬のフランス。

アバウト・ア・ボーイ

アバウト・ア・ボーイ
アバウト・ア・ボーイ
先日“ノッティングヒルの恋人”も観たので、ヒュー・グラントばっかですね。たまたま。こういう、ちょっといい加減な男の役ってヒュー・グラントは本当にハマる(笑)。
この10数年まともに映画観てなかったんで、ここ半年ほどで必死で取り返してます。

ブリジット・ジョーンズの日記

バレンタインデーのライブ帰りに勢い余って借りた3枚のDVD。
本日返却日なので、残りの1本をあわてて鑑賞。
レニー・ゼルウィガー演じる、そこそこかわいいけどドジな30代前半の未婚女性が、最後にはコリン・ファース演じる堅物のバツイチ男と結ばれる、というストーリーで、なんともまぁ、勇気づけられますわ(笑)。
ブリジット・ジョーンズの日記
ブリジット・ジョーンズの日記