追憶 on DVD(57作品目)

映画と同名の主題歌The Way We Wereも、主演のバーブラ・ストライザンドが歌っている。昔ネスカフェのCFで使われていた頃から、子供心にいい曲だなぁと思っていた。
で、ストーリーだが、堅物で政治活動にのめり込む直情型の女(バーブラ・ストライザンド)と、小説家志望の現実主義の男(ロバート・レッドフォード)の恋愛模様を、学生~中年の時期にわたって描いている。ピュアに突っ走る、ある意味子供っぽい彼女、現実と折り合いをつけながらやっていこうとする、ある意味オトナな彼。どちらも正しいゆえに節目節目ですれ違うのがまた切ない。
印象的なのは彼女が妊娠を告白する(そして彼は喜ぶ)シーンだが、うまく書く自信がないから書かない(し、ネタバレだし)。結構なんでもないシーンだけど、「俺にもこんな瞬間が訪れるんだろうか」とか思っちゃうと泣けちゃうんだよなぁ。実際にそんな瞬間が来たら、俺大泣きだろうな(笑)。
ハッピーエンドではないところが、いい。晩秋のニューヨークが美しくてこの季節に観て良かった。★★★★。
ラスト近くでクロマティック・ハーモニカが鳴っていた。ハンドカバービブラートやってたから、トゥーツじゃないな(って、病的な俺)。

投稿者: mellowtone

音楽とハーモニカと猫と自転車を愛するおじさん。 昔のブログ→ http://www.do-mi-so.net Twitter→ http://twitter.com/mellowtone 猫→ http://nyahoi.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です