Possibilities/Herbie Hancock

Possibilities
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Herbie Hancock
最近、FMでもジョン・メイヤーが歌うStitched Upがヘビーローテーションされていて気になっていたこのアルバム。他の共演者はサンタナ、クリスティーナ・アギレラ、スティング、アニー・レノックス、ポール・サイモンほかそうそうたるメンツ。
そして、脇を固めるミュージシャンもこれまた強力!
ドラムスではスティーブ・ジョーダン、デニス・チェンバース、ジョン・ロビンソン。
ベースではネイザン・イースト、ピノ・パラディーノ、ジョン・パティトゥッチ。
キーボードはグレッグ・フィリンゲインズ。
すごーい!!!!!
そして、ハーモニカ、スティーヴィー・ワンダー!
曲は最近大注目のラウル・ミドン(←R&B版のスーパーsaigenjiと勝手に形容しておこう。この曲ではちょっと違うが)がカヴァーする、I Just Call To Say I Love You。ハービー&グレッグの共同アレンジだからか強烈なリハーモナイズでほとんど別の曲。後半、ハービーのピアノに絡みながらスティーヴィーのハーモニカソロでフェードアウト。エフェクターの1オクターブ下の音ナシで、もうちょっとミックス大きめだと嬉しかったかなぁ。
フィーチャーされるアーティストも含め、曲ごとにメンツがバラバラにも関わらず、ハービーのアコースティック・ピアノがアルバム全体を串刺しにしていて、しっかりとひとつの方向性を感じる。Track7ではいつもの(?)絶倫プレイ(笑)も堪能できます。
そして、こういった素晴らしいプレーヤーたちが参加する唄ものは大好きだ。とんがりすぎず、引きすぎず、プレイにも余裕があって本当にいい感じ。シンプルなアレンジも相まって、ひとつひとつのフレーズが味わい深い。
同じハービーの唄もの、として笠井紀美子のバタフライも素晴らしいけれど、このアルバムも素晴らしいです。
バックビートものも多くて、ドライブで聴くのも気持ちいいだろうなぁ。

投稿者: mellowtone

音楽とハーモニカと猫と自転車を愛するおじさん。 昔のブログ→ http://www.do-mi-so.net Twitter→ http://twitter.com/mellowtone 猫→ http://nyahoi.com

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