One More For The Road/Toots Thielemans

当ブログでハーモニカについてエラソーなことを色々書いておりますが、僕がハーモニカに目覚めたのは2001年12月なので、待ちこがれてトゥーツの新譜を手にするのは実は初めてなのです。
One More for the Road
One More for the Road
作曲家ハロルド・アーレンにトリビュートする企画アルバムで、大勢のゲストボーカリストを招いてオーケストラサウンドとともに収録されています。
バラード中心の構成でトゥーツはゆったりと吹いている感じ。
素晴らしい女性ボーカリストも多いけれど、あえて推したいのはティル・ブレナーと、今をときめくジェイミー・カラムの男性2人。特にTrack5のジェイミーのピアノ&ヴォーカルとトゥーツのハーモニカの対決(?)はニンマリでした。
以前トゥーツと西脇辰弥さんとの対談で、トゥーツは「僕はレコーディングでもマイクはSM58だ」と語っていますが、どうもそれはこのアルバムに関しては本当みたいです。もろにダイナミックマイクの音(ちょっとコンプ?リミッター?がキッツイか?)。ブックレットの表4にもSM58が写ってます。
そして発見!SM58のグリルの先がつぶれてる!これはきっとわざとでしょう。これならハーモニカと接触しにくい!
「俺もつぶすぜ!」と思ったのは中学生のカバン以来か?(笑)
トゥーツといえば、3月のカーネギーホールでのスペシャルライブの様子が公式サイトに載ってますね。3月の初旬にチケットがまだ買えそうだったので1泊3日で見に行こうか真剣に悩んでました。行けば良かった!(え?)
http://www.tootsthielemans.com/news/news.html
このアルバムが、One More “Album” For The “Harmonica” Road、にならないことを祈りつつ…。

投稿者: mellowtone

音楽とハーモニカと猫と自転車を愛するおじさん。 昔のブログ→ http://www.do-mi-so.net Twitter→ http://twitter.com/mellowtone 猫→ http://nyahoi.com

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