Re-Cool Reflections/寺尾聰

Re-Cool Reflections
Re-Cool Reflections
寺尾聰
今朝、地下鉄で向かいのおじさんが呼んでた新聞。テレビ欄左下に寺尾聰のアルバム発売広告が。この間テレビCFでちらっと見かけて、何だろう?と思ってたら、そういうことか。改札を出て新星堂に直行。
日本のAORの金字塔たる名盤「Reflections」。俺も何回聴いたことか。で、あの究極の名作を曲順もそのまま新録音した、というのがこのアルバム。参加ミュージシャンは、オリジナルReflectionsにも参加している、井上鑑、今剛、高水健二、林立夫。それよりも少し若い世代からは山本拓夫、ゴスペラーズ。そして海外からはアレックス・アクーニャにヴィニー・カリウタ。冨田ラボでもおなじみ金原千恵子ストリングスも参加。CDとSACD(スーパーオーディオCD)のハイブリッド盤でもあります。SACDなんて初めて手にしました。聴き比べしたいけどプレーヤーが無いよ。
オリジナルの面影をちゃんと残した新アレンジが素晴らしいです。よくある、テンポも何もかも変わってしまったセルフカバー。原曲のが良かったな、みたいな。そういうのとは一線を画してます。「二季物語」の新録音「Re-Cool 二季物語」の後半、オリジナルではレゲエのリズムでオルガンソロだったのがスウィングでギターソロになっていたりしてニヤッとさせられます。「ダイヤルM」イントロの効果音「ジーコ、ジーコ、ジーコ、プルルル、プルルル、この電話番号は、現在、使われておりません、ガチャ」は残念ながら無くなりました(笑)。
一番最後にはルビーの指輪がオリジナルアレンジのまま「新録音」されています。
寺尾聰のボーカルは相変わらずダブリングのノリがホントに気持ちよくて、ホントに25年も経ったのかと思うほど同じ雰囲気。アートワークで使われている写真も、めっちゃカッコイイ。男、タバコ、ハバナの港、女、別れ、置いてくぜ、みたいな世界観もさ、海外旅行が珍しかった時代ならではで(笑)、ものすごく新鮮な気がしました。
オリジナルもリマスターで発売されないかな~。

投稿者: mellowtone

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