バード
残りの1本を観る。ジャズアルトサックス奏者のチャーリー・パーカーの半生を描いた映画。まだ終わっていないけどモニターの端で映しながらこうして日記を書き始めてしまった。音楽映画なのか伝記映画なのか恋愛映画なのか。とても中途半端な印象。音楽は昔のレコードからサックスパートをイコライジングで抜き出して、新しいオケをかぶせているみたいで、サックスが1950年代の音、オケが1980年代の音。なんともなじみが悪い。監督はジャズ好きで有名な(息子もベース奏者)クリント・イーストウッドなんだけど、思い入れがありすぎるのかな。期待していただけにとても残念。
年末年始にマイルス・デイビスの伝記を読んだが、そこに描かれているチャーリー・パーカーとのギャップもありすぎる。もっと底抜けに明るく、かつ破滅的なキャラだった。この映画のバードは陰気な感じ。
チャーリー・パーカーみたいに、ジャコ・パストリアスの伝記映画なんてそのうち出来たりするのかな。
仕事もあってまたもやNOVAをさぼってしまった。全般的に何でもポジティヴモードなのだが英語は例外。またやりたくなったらやればいーや、と思うことにしよう。