ゴッドファーザー PART II
1973年の前作からたった2年後の2作目。ゴッドファーザー=ヴィト・コルレオーネの生い立ちと、アル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネのストーリーが平行して進む。1作目に比べるともっとドライ。このシリーズの雰囲気、トラフィックのそれと近いなと思った。
若き日のヴィト・コルレオーネはロバート・デ・ニーロが演じており、20世紀初頭のニューヨーク、ということでワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカを思い出した。
日中、暗い室内で男が二人話している、というシーンなぞ、カメラ→背景→窓だから、逆光で人物の様子なんてわかりゃしない。そんな、重い、暗い画作りが迫力です。★★★★。