スガシカオ@東京国際フォーラム ホールA

以前からJ-WAVE Liveで見たスガシカオのライヴに衝撃を受け、念願かなって単独ライヴに足を運んだ。
「Shikao & The Family Sugar Tour ’05」ということでしっかりバンドサウンドも堪能。沼澤尚(ds)松原秀樹(b)は別のライヴで何度も見ているし、悪いはずもない。超売れっ子の作編曲家でもある森俊之(key)の、歌モノのバンドに的を絞ったプレイが圧巻だった。特にClavinet(本物のD6)でのバッキング。凄い。名実ともに現代ポップスシーン最高峰のバンドではないだろうか。
アンコールでは19曲のメニューから3曲を選ぶ。こんな趣向もバンドのキャリアも長くメンバーも固定だからなせる技だ。
そして選曲者として及川光博が登場!
演奏されたのは「Spirit」「黄金の月」「Story」。
ミッチー、ナイス!
昔、歌詞に出てくる男なんて少女漫画のヒロインが恋する男の子の世界だった。KANが登場して「男の情けなさ」を全面に押し出した作風の歌詞を書いた(あのミリオンセラーは別)。スガシカオは、それに「汚さ、卑怯さ」を加えた。
時々変態呼ばわりされるほどだし、実際キッツイ曲もあるが、同性としてはそのリアルさが刺さります。
そして本人のミュージシャンとしての強烈なプロ意識。尋常ではないレコーディングやライヴへのこだわり。自分のマトリクスではトゥーツとは対極の存在。
昨今のポップアイコンであります。
まずは俺もあれぐらい痩せたいわ(笑)

投稿者: mellowtone

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